アロハ! リツコです。
大人が楽しめるシックでおしゃれな歌声が人気のスーパー・ハーモニー・ユニット、「The Coconut Cups(ザ・ココナツ・カップス)」のみなさん。今年のナ・ホク・ハノハノ・アワードで「インターナショナル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、全メンバーの6名のうち5名がハワイへ集合! この機会にお話をうかがいました。(取材協力/スタジオリムハワイ)
「ザ・ココナツ・カップス」は、日本でそれぞれがシンガー、ダンサーとして一線で活躍された女性6人により結成されたスペシャルユニット。メンバーは、上の写真左から、元サーカスの原順子さん、歌/ダンスの指導者として名高い長屋美希さん、「AMAZONS」メンバーの斎藤久美さん&吉川智子さん、桑田佳祐や石井竜也のサポートでも知られる清水美恵さん、「米米クラブ」の菅木真智子さんといったそうそうたる顔ぶれです。 ※真智子さんは今回スケジュールの都合でいらっしゃいませんでした。
もともとは1997年、クムフラでありシンガーのサンディが「歌って踊れるグループ」を作りたい!との思いでメンバーを集めたことから誕生したユニット。各々の活動を続けながらグループとしてのパフォーマンスやライブを行ってきましたが、2012年12月にファースト・アルバム「Romantic Hawaii」をリリース。そのアルバムがナ・ホクで「インターナショナル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされたのです。
「大好きなハワイでこのような機会をいただいたことに感謝しています。ハワイアン・ジャズという言い方をしていますが、このアルバムには、ハワイアンソングだけにこだわらずスタンダードなナンバーもアレンジして収録しています。青空の下で聴く陽気でダンサブルなハワイアンもいいけど、大人が聴きたくなるハワイアンやハワイで聞いたら気持ちいいだろうね、という曲を集めてみたんです」とみなさん。
「ファンの方から、仕事が終わった後のドライブでこのアルバムを毎日聴いてます、というお話をよく聞くんです。曲を聴いて気分をリセットしたり開放されたりすると言ってもらえると、うれしいですよね。私たちは音楽を通じて見えない空気のようなものを届けているわけで、それが役立っていると聞くと私たちもハッピーです。もちろん、ライブはライブで特別な時間なんですが、アルバムとして多くの人に聴いてもらえる機会があることに感謝です」と笑顔で語ってくれました。
「また、アルバムの中には『Ku'u One Hanau~Aloha Oe (故郷〜アロハ・オエ)』として日本の名曲ふるさとと、ハワイの名曲アロハ・オエも入っています。故郷はハワイ語と日本語で。そしてアロハ・オエは、明るくやさしいイメージに大きくアレンジして、その2曲をひとつの曲にしています。私たちは日本で震災を経験しました。そしていろいろなことが変化し、みんながそれぞれいろいろなことを感じた…。その想いをこの曲に込めている部分もあるんです。あえて文字にはしていないんですけどね。そしてハワイのみなさんが、日本に対してアロハとサポートを送ってくださったことに対しての感謝の気持ちもいっぱい。ハワイで日本を思う人、日本でハワイを思う人、両方に気持ちを込めて歌っているつもりです。曲を通じてそんな部分を感じていただけたら、そんな幸せなことはありませんね」とのこと。アルバムの最後に収録されたこの曲、みなさんの美しく重なりあうハーモニーからは、大きなメッセージが確かに伝わってきます。ほかにも、大人の女性たちがしっとり歌い上げるすてきな曲が全10曲。日本でもハワイでもおしゃれに聴きたい、とてもすてきなアルバムです。
ナ・ホク・ハノハノ・アワードの会場でも一際目をひいていた美しいみなさん。ここで、ハワイが大好き!というメンバーのみなさんに、おすすめスポットを教えていただきました。
ジュンコさん:実はプライベートでヨシエちゃんと一緒に20年前に来たこともあるんですが、その頃から比べるとずいぶん雰囲気が変わりましたね。にぎやかになってきた。でも、この空気感は変わりません。みんなこの風を感じに来るんですよね、きっと。ハワイに来たら必ず行くのが、ハレクラニのハウス・ウィズアウト・ア・キー。カノエ・ミラーさんのフラを見ながらのんびりするのが最高です。ワイキキビーチも良いエネルギーが充満してる気がする。やっぱり大好きです!
ミキさん:私自身はそんなにハワイ通じゃないのですが、今回ハワイに来て、やっぱりこの風が最高のギフトだと思いました。最高の神様からの贈り物ですね。この3日くらい朝早起きしてカピオラニ公園にお散歩に行きました。ダイヤモンドヘッドの全貌を見渡しながら、ヤシの木の影にシートを敷いてゆっくりするのが最高。ずっと去りたくないっていうか、ちょっと涙が出ちゃうくらい感動しました。
トモコさん:プライベートでも、アマゾンズとしてもハワイには良く来ますね。私は車の運転が大好きなので、時間があればレンタカーであちこち走るんです。とくに、ココヘッドの方へずっと走っていく東海岸のドライブが大好き!最高な海の眺めはハワイならではですよね!
クミさん…必ず行くのがカイルアビーチ。とにかく大好きなんです。ビーチパークに入って人がたくさんいるところじゃなくて、ちょっと奥まで行った穴場ビーチがあるんですが、そこにサーフボードに乗るワンちゃんがいるんです。いつも元気かなって挨拶しに行くんだけど、今回も楽しそうにボードに乗ってました。会えて良かった! とってもかわいいんですよ〜。
ヨシエさん…私はやっぱりラニカイ・ビーチですね。時間がなくてもとにかく行って、5分でもいいから海に浸かるんです。ひとりでも行きますよ。最近は人が多い時もあるけど、ちょっとでもいいから海に入り、ミネラルウォーターを身体にかけてそのまま車に乗って帰って来ることもあります。ラニカイにはシャワーがないですからね(笑)。ハイキングならマノアバレーが好きです。今回は往復4時間かけて、滝の上まで行ってみました。気持ちよかった!
そんなみなさんの今後の活動についてもお聞きしました。
「大人の人たちが足を運びたくなるライブが減ってきている気がするので、自分たちが新しいカタチを作っていけたらとも思っています。毎年暮れに東京でライブをしていますが、日本の古い歌をジャズハーモニーとかにもしています。私たちの音楽って、ジャンルやカテゴリーがないんですよね。言うなら『ココナツ・アラウンド・ザ・ワールド』(笑)。自分たちがいいなと思った曲を、自分たちなりの味付けで聴いてもらうことができる。それがハーモニーのいいところだと思っています」とジュンコさん。「こういう大人の女性たちが集まって、こんなことができるんだ…と知ってもらえたらいいな。若い人の音楽もいいけれど、大人のきちっとした音楽もいいなと思ってくれたらうれしいですよね」。
最後はスタジオリムのペレ・レイコさんも一緒にハイ・ポーズ! 今回のノミネートをきっかけに、今後はハワイでの活動も積極的にしていきたい、ハワイでのライブもぜひ実現させたい! というザ・ココナツ・カップスのみなさん。すてきなみなさんの歌声を、ぜひハワイで聴かせてくださいね。これからも応援させていただきます!
大人が楽しめるシックでおしゃれな歌声が人気のスーパー・ハーモニー・ユニット、「The Coconut Cups(ザ・ココナツ・カップス)」のみなさん。今年のナ・ホク・ハノハノ・アワードで「インターナショナル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、全メンバーの6名のうち5名がハワイへ集合! この機会にお話をうかがいました。(取材協力/スタジオリムハワイ)
「ザ・ココナツ・カップス」は、日本でそれぞれがシンガー、ダンサーとして一線で活躍された女性6人により結成されたスペシャルユニット。メンバーは、上の写真左から、元サーカスの原順子さん、歌/ダンスの指導者として名高い長屋美希さん、「AMAZONS」メンバーの斎藤久美さん&吉川智子さん、桑田佳祐や石井竜也のサポートでも知られる清水美恵さん、「米米クラブ」の菅木真智子さんといったそうそうたる顔ぶれです。 ※真智子さんは今回スケジュールの都合でいらっしゃいませんでした。
もともとは1997年、クムフラでありシンガーのサンディが「歌って踊れるグループ」を作りたい!との思いでメンバーを集めたことから誕生したユニット。各々の活動を続けながらグループとしてのパフォーマンスやライブを行ってきましたが、2012年12月にファースト・アルバム「Romantic Hawaii」をリリース。そのアルバムがナ・ホクで「インターナショナル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされたのです。
「大好きなハワイでこのような機会をいただいたことに感謝しています。ハワイアン・ジャズという言い方をしていますが、このアルバムには、ハワイアンソングだけにこだわらずスタンダードなナンバーもアレンジして収録しています。青空の下で聴く陽気でダンサブルなハワイアンもいいけど、大人が聴きたくなるハワイアンやハワイで聞いたら気持ちいいだろうね、という曲を集めてみたんです」とみなさん。
「ファンの方から、仕事が終わった後のドライブでこのアルバムを毎日聴いてます、というお話をよく聞くんです。曲を聴いて気分をリセットしたり開放されたりすると言ってもらえると、うれしいですよね。私たちは音楽を通じて見えない空気のようなものを届けているわけで、それが役立っていると聞くと私たちもハッピーです。もちろん、ライブはライブで特別な時間なんですが、アルバムとして多くの人に聴いてもらえる機会があることに感謝です」と笑顔で語ってくれました。
「また、アルバムの中には『Ku'u One Hanau~Aloha Oe (故郷〜アロハ・オエ)』として日本の名曲ふるさとと、ハワイの名曲アロハ・オエも入っています。故郷はハワイ語と日本語で。そしてアロハ・オエは、明るくやさしいイメージに大きくアレンジして、その2曲をひとつの曲にしています。私たちは日本で震災を経験しました。そしていろいろなことが変化し、みんながそれぞれいろいろなことを感じた…。その想いをこの曲に込めている部分もあるんです。あえて文字にはしていないんですけどね。そしてハワイのみなさんが、日本に対してアロハとサポートを送ってくださったことに対しての感謝の気持ちもいっぱい。ハワイで日本を思う人、日本でハワイを思う人、両方に気持ちを込めて歌っているつもりです。曲を通じてそんな部分を感じていただけたら、そんな幸せなことはありませんね」とのこと。アルバムの最後に収録されたこの曲、みなさんの美しく重なりあうハーモニーからは、大きなメッセージが確かに伝わってきます。ほかにも、大人の女性たちがしっとり歌い上げるすてきな曲が全10曲。日本でもハワイでもおしゃれに聴きたい、とてもすてきなアルバムです。
ナ・ホク・ハノハノ・アワードの会場でも一際目をひいていた美しいみなさん。ここで、ハワイが大好き!というメンバーのみなさんに、おすすめスポットを教えていただきました。
(写真提供/スタジオリムハワイ)
ジュンコさん:実はプライベートでヨシエちゃんと一緒に20年前に来たこともあるんですが、その頃から比べるとずいぶん雰囲気が変わりましたね。にぎやかになってきた。でも、この空気感は変わりません。みんなこの風を感じに来るんですよね、きっと。ハワイに来たら必ず行くのが、ハレクラニのハウス・ウィズアウト・ア・キー。カノエ・ミラーさんのフラを見ながらのんびりするのが最高です。ワイキキビーチも良いエネルギーが充満してる気がする。やっぱり大好きです!
ミキさん:私自身はそんなにハワイ通じゃないのですが、今回ハワイに来て、やっぱりこの風が最高のギフトだと思いました。最高の神様からの贈り物ですね。この3日くらい朝早起きしてカピオラニ公園にお散歩に行きました。ダイヤモンドヘッドの全貌を見渡しながら、ヤシの木の影にシートを敷いてゆっくりするのが最高。ずっと去りたくないっていうか、ちょっと涙が出ちゃうくらい感動しました。
トモコさん:プライベートでも、アマゾンズとしてもハワイには良く来ますね。私は車の運転が大好きなので、時間があればレンタカーであちこち走るんです。とくに、ココヘッドの方へずっと走っていく東海岸のドライブが大好き!最高な海の眺めはハワイならではですよね!
(写真提供/スタジオリムハワイ)
クミさん…必ず行くのがカイルアビーチ。とにかく大好きなんです。ビーチパークに入って人がたくさんいるところじゃなくて、ちょっと奥まで行った穴場ビーチがあるんですが、そこにサーフボードに乗るワンちゃんがいるんです。いつも元気かなって挨拶しに行くんだけど、今回も楽しそうにボードに乗ってました。会えて良かった! とってもかわいいんですよ〜。
ヨシエさん…私はやっぱりラニカイ・ビーチですね。時間がなくてもとにかく行って、5分でもいいから海に浸かるんです。ひとりでも行きますよ。最近は人が多い時もあるけど、ちょっとでもいいから海に入り、ミネラルウォーターを身体にかけてそのまま車に乗って帰って来ることもあります。ラニカイにはシャワーがないですからね(笑)。ハイキングならマノアバレーが好きです。今回は往復4時間かけて、滝の上まで行ってみました。気持ちよかった!
そんなみなさんの今後の活動についてもお聞きしました。
「大人の人たちが足を運びたくなるライブが減ってきている気がするので、自分たちが新しいカタチを作っていけたらとも思っています。毎年暮れに東京でライブをしていますが、日本の古い歌をジャズハーモニーとかにもしています。私たちの音楽って、ジャンルやカテゴリーがないんですよね。言うなら『ココナツ・アラウンド・ザ・ワールド』(笑)。自分たちがいいなと思った曲を、自分たちなりの味付けで聴いてもらうことができる。それがハーモニーのいいところだと思っています」とジュンコさん。「こういう大人の女性たちが集まって、こんなことができるんだ…と知ってもらえたらいいな。若い人の音楽もいいけれど、大人のきちっとした音楽もいいなと思ってくれたらうれしいですよね」。
最後はスタジオリムのペレ・レイコさんも一緒にハイ・ポーズ! 今回のノミネートをきっかけに、今後はハワイでの活動も積極的にしていきたい、ハワイでのライブもぜひ実現させたい! というザ・ココナツ・カップスのみなさん。すてきなみなさんの歌声を、ぜひハワイで聴かせてくださいね。これからも応援させていただきます!
●インタビューを終えて
とにかくパワフルで美しいみなさんに圧倒されながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。女性同士で仲良くやるのって難しいのでは? と聞くと、「私たち、中身は男性みたいなもんだから(笑)。いやなことはすぐに忘れちゃうのよ」と男前な発言も! リハーサルの前に、最低1時間はおしゃべりしないと始められないくらい仲がよく、自慢のお料理を持ち寄ってワイワイすることも多いんだそうです。そうやって、あの魅力的で絶妙なハーモニーが生み出されるんですね。今回は本当にありがとうございました。
とにかくパワフルで美しいみなさんに圧倒されながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。女性同士で仲良くやるのって難しいのでは? と聞くと、「私たち、中身は男性みたいなもんだから(笑)。いやなことはすぐに忘れちゃうのよ」と男前な発言も! リハーサルの前に、最低1時間はおしゃべりしないと始められないくらい仲がよく、自慢のお料理を持ち寄ってワイワイすることも多いんだそうです。そうやって、あの魅力的で絶妙なハーモニーが生み出されるんですね。今回は本当にありがとうございました。