ウクレレバンド「ハート&ソウル」を率いるウクレレ奏者として、ウクレレ教室「ウクレレ・ハレ」の主宰として、ハワイで大活躍中のジョディ・カミサトさん。アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイで行われるショー「スターリット・フイ」でのパフォーマンスも大好評のジョディに、今後の活動などについてインタビューしました!
Guava Jam Productions LLC
オーナー、ウクレレ講師、ウクレレ奏者
ジョディ・カミサト/Jody Kamisato
オアフ島出身。ジェイク・シマブクロとブルース・シマブクロらと一緒に「ウクレレ・アカデミー」の講師として始動。2007年に自身のウクレレ教室「ウクレレ・ハレ」を立ち上げ、現在約250名の生徒が通う。ウクレレを教える傍ら、日本をはじめ世界各地で演奏。グループ「Heart & Soul」としては、アウラニ・ディズニーのショーでパフォーマンスしているほか、ディズニークルーズでの演奏も行う。また、今年新たに「Guava Jam Productions LLC」を立ちあげ、ウクレレデュオ「Honoka & Azita」のマネージメント業に勤しむ。音楽業をはじめ、ボランティア活動でも数多くの賞を受賞し、幅広く活躍中。
●ウクレレ・ハレ公式サイト:http://ukulelehale.com/
編集部:アロハ!毎日お忙しいと思いますが、いつもお元気そうですね。
ジョディ:アロ〜ハ!毎日楽しいしエキサイティングなことが多いから、とても元気でいられるんですよ。いろんな人たちのおかげだと思ってます。アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイができた当時からスタートした「スターリット・フイ」での演奏ももう4年続いてるんですよ。
編集部:4年!それだけ続けるのってすごい事ですよね。
ジョディ:最初は、とりあえず3カ月の契約からスタートしたんです。それが何度かの契約更新を経て4年も経った...あっという間のような長かったような、不思議な感覚です。ディズニーでのショーは、自分たちにとってもすごく大きな刺激です。キャストやダンサー、スタッフなど、関わっているすべての人が超プロフェッショナルでパッションがすごい。プロ意識の高い人たちと一緒にやるのは、自分の成長につながりますね。ホテルの芝生の広場でステージを行うんだけど、一晩で1,000人以上、多い時は2,000人もの観客が集まる人気のショーなんですよ。もちろん、ミッキーやミニーも登場するしね。その中で自分たちの演奏がどう聴いてもらえるか、やりがいも大きいです。
編集部:私たちも観に行ったことがありますが、楽しくてとても盛り上がるショーですよね。
ジョディ:子どもから大人まで、とにかくみんなが楽しめるショー。そして、みんなが真剣に観たり聴いたりしてくれるショーです。お酒を飲みながらとか食事しながら...ではなく、ショー自体を楽しみに集まってくる人たちがお客さんだから集中度も違う。演奏する側も、ちゃんとしないとって思います。このショーは、常に進化していて、今まさに、ディズニーのショーディレクターとミーティングを重ねているところなんですよ。僕はチャレンジが大好きだから、この環境は非常にいい状態。すばらしい挑戦の機会を与えてもらって感謝してます。
編集部:この秋にはディズニーのクルーズラインでも演奏されるそうですね。
ジョディ:そうなんです!9月半ばから10日間、ハワイ州内の島をめぐるディズニークルーズに乗り込んで、その中でステージをやることになったんです。クルージングしながらのパフォーマンスなんてすごいでしょう?ワクワクしますよね。「スターリット・フイ」とは違って、ハート&ソウルとしての自分たちだけのショーもあるから、それもまた楽しみです。
編集部:ゴージャスで素敵ですね!
ジョディ:ですよね。そしてハート&ソウルも、新メンバーが加入してパワーアップしているので期待していてください。
編集部:おお、新メンバー!楽しみです〜。
ジョディ:はい。基本は僕とマイカ・ガニロンの2人が中心メンバーなんですが、つい最近新しいメンバー、ランス・ロペスが加入したばかりなんです。彼は数年前にDuke's Ukuleleコンテストで優勝した実力派。やっとタイミングがあって一緒にやれることになったので、とてもうれしく思っています。新しいメンバーが入ってくると新しいエネルギーが生まれる感じがして、僕らもエキサイトしてます。実は今、ハート&ソウルの新しいEP(ミニ・アルバム)の制作にもかかっているんです。曲を作ったりして準備してるところなので、そちらも楽しみにしていてくださいね。
編集部:期待しています〜。そして、ミュージシャンとしての活動以外に、もちろんウクレレ教室の主宰&講師も務められているんですよね。
ジョディ:そう。ウクレレを教えることこそ僕のメインジョブですからね(笑)。今は毎日演奏や指導で忙しく、日曜日だけが休みです。でも、その日曜も、できるだけボランティアに当てたりしています。子どもたちや若い人たちのためにボランティア活動をすることは、大切だし自分のためにもなりますからね。あとは、教え子でもあるガールズ・ウクレレ・デュオ「ホノカ&アジータ」のマネジメントにも携わっています。
編集部:可愛い二人組ですよね。そしてウクレレがすごく格好いい。今、ハワイはもちろん日本やほかの国でも注目を集めているようですが。
ジョディ:彼女たちもがんばっているので、できるだけサポートしたいと思っています。そのために、グアバ・ジャム・プロダクションという会社を立ち上げました。この夏は、一緒に彼女たちの日本ツアーに行ったり、ヨーロッパのチェコで行われたウクレレ・フェスティバルに参加したりしました。これから世界へ羽ばたくホノカ&アジータの活動を応援することも、僕の役割だと思っています。若いパワーとともに、ウクレレがもっと新しくもっとパワフルに広がっていったらいいですよね。ウクレレを通して、生まれ育ったハワイのアロハを世界中に伝えていきたいと思っています!
編集部:アロハストリートも応援させていただきます!今日は本当にありがとうございました。