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ピアニストCHIYOの新アルバムに迫る!

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アロハストリートの人気連載コラム「ピアニストCHIYOの徒然ダウンタウン日記」でもお馴染み、CHIYO FLYNN(チヨ・フリン)さんによる待望の新アルバム「Eternity(エタニティー)」が、2016年7月1日、発売開始となりました!

Eternity_Jacket.jpg●CHIYO FLYNN "Eternity"/チヨ・フリン「エタニティー」
定価2,500円
アロハストリート・ショップ(横浜店・茅ヶ崎店)をはじめ、ウエブ通販「アロハストリート・セレクト」にて絶賛発売中!ハワイでは、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ3階「スタジオ・リム・ハワイ」でも販売しています。


CHIYOさんの5年ぶりとなるフル・アルバム「エタニティー」は、ハワイ王朝最後の君主にして、偉大な音楽家としても知られるリリウオカラニ女王をオマージュした作品。収録全10曲のうち、9曲はリリウオカラニ女王が作られた楽曲をアレンジしたもの、そして残り1曲は女王に捧げる完全オリジナル曲です。

● ● ● ●


新アルバム「エタニティー」が生まれるまでの背景や制作秘話、そして音楽家リリウオカラニ女王について、ピアニストCHIYOさん、アルバムのコンセプターであるレイコ T ロジャースさんにお話をお伺いしました!
(聞き手・構成:編集部メグミ)

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●CHIYO FLYNN/チヨ・フリン(左)
「CHIYO FLYNN PIANO STUDIO」代表。ウクレレプレイヤーのブルース・シマブクロをはじめとする有名ミュージシャンとのコラボレーションも多数手がける。CD「Lea by Chiyo & Friends」を含む3枚のアルバムをリリース。今回の「Eternity」は4枚めのアルバムとなる。

●Reiko T Rogers/レイコ T ロジャース(右)
「スタジオ・リム・ハワイ」代表。ラジオパーソナリティやイベントMC、講演活動のほか、マノアDNAをはじめローカル・ミュージシャンとの親交も厚く、多方面にて活躍中。イオラニ宮殿日本語ドーセント。

reIMG_0592.jpg
──CHIYOさん、レイコさん、アロハ! まずは今回のアルバム「エタニティ」を作ることとなった、きっかけをお教えいただけますか?


Chiyo_hori.jpg前回のアルバム「Lea」が2011年だったので、5年ぶりのアルバムとなったのですが、私としては、その間いろいろな試行錯誤をしつつも、なかなか「これだ!」というテーマに出会えなかったんです。


──なるほど。


Chiyo_hori.jpgそんな時、レイコさんから「リリウオカラニ女王をテーマにしたらどうか」というお話をいただいて。それまで全く考えたこともないテーマだったのですが、リリウオカラニ女王が実際にピアノを弾いていらしたことから、ぜひやりたいと思ったんです。

reiko_hori.jpgちょうど2017年がリリウオカラニ女王の没後100周年にあたるのですが、ハワイに住んでいるエイリアン(外国人)の私としても、何か記念的なプロジェクトができないだろうか...と考えたとき、以前から親交のあったピアニストCHIYOさんのことが頭に浮かびました。


──私も最初にこのコンセプトを聞いたとき、「リリウオカラニ女王とCHIYOさんのピアノ...合う!!」と、興奮してしまいました(笑)。


Chiyo_hori.jpgじつは私、それまでリリウオカラニ女王のこと、もちろん知ってはいましたが、詳しい歴史的な背景までは知らなかったんですよね。


──私もです。そういう人が多いんじゃないでしょうか。


Chiyo_hori.jpg今回、イオラニ宮殿のドーセントでもあるレイコさんからいろいろ教えていただいて、「悲劇の女王」といった一面的なストーリーだけではない部分を感じることができたことも、大きかったんです。


──リリウオカラニ女王といえば、「ハワイ王朝最後の君主」として、時代に翻弄され、幽閉されたことなど、なにかと悲劇的に語られることが多いですが...。それとは違った面というのを、レイコさん、教えてもらえますか?


reiko_hori.jpg長くなりますがいいですか?


──ええと、ポイントだけ教えてもらってもいいですか?(笑)。


reiko_hori.jpgはい。では......私はリリウオカラニ女王を敬愛していて、研究をさせていただいているのですが、まずはじめに女王に惹かれたのは、音楽家としてすばらしい才能をお持ちだったという点なんです。

reIMG_6068.jpg今回のアルバム製作にあたり、参考にしたリリウオカラニ女王に関する資料の数々。

reiko_hori.jpgみなさんもきっと聴いたことがある「アロハ・オエ」も、リリウオカラニ女王の作品です。


──ハワイといえばコレ!という代表的な曲ですよね。


reiko_hori.jpg楽譜に残っているものだけでも、160もの曲を作られています。楽譜に残していないものも含めると、もっと多かったでしょうね。


──多作家でもあった、と。


reiko_hori.jpgもともとハワイの音楽は打楽器が中心で、メロディを奏でるような鍵盤楽器や弦楽器は、後年になってから宣教師によって持ち込まれました。女王がご存命の当時、メロディを中心とした音楽というのは、とても斬新だったはずで、そんな環境下でこれだけの曲を残した女王は本当に偉大な才能をお持ちだったのだと思います。


reIMG_6074.jpg「ONIPAA」はリリウオカラニ女王のモットーで、「ぶれない自分」の意。

reiko_hori.jpgまた、女王はたくさんのジャーナル(手記)も残されているのですが、その手記と楽曲を合わせて読み解いていくと、一曲一曲の中に、楽しいことも悲しいことも、さまざまな思いを織り込んで作曲されていることがわかったんです。

──楽曲が、当時の出来事や女王の思いとリンクしている...と。


reiko_hori.jpgはい。女性として共感や感銘を覚える部分が、とても多いんですね。たとえば、ハワイ王朝が崩壊する直前、兄であるカラカウア大王がサンフランシスコで客死され、その同じ年には最愛の夫も亡くされているのですが...


──大切な人が2人も亡くなり、さらに王朝も倒れ...つらすぎます!


reiko_hori.jpgその時にどんなお気持ちだったのかと考えると、なんだか、常人を超えているなと思うんです。つらいことがありながらも、79歳で亡くなるまで、生涯をまっとうされたことが本当に素晴らしく...。そんな女王の経てきた歴史とさまざまな思い、そして慈愛が、美しい音楽となって結晶していると思うんですね。


──なるほど...なんというか、すごすぎて容易にコメントできません。


reiko_hori.jpgそれらの楽曲というのは、当時の音源は残っていなくて、楽譜しかない状態なんですね。なかでも何曲かはハワイの定番ソングとして、数々のミュージシャンがカバーしていますが、多くの曲は演奏されず、知らない人がほとんどだと思います。


reiko_hori.jpg今回のアルバムでCHIYOさんが選んだ曲には、「これまで知らなかった女王の曲」がたくさん含まれているんですよ。私も音で聴くのは初めてのものが多くて、「こういう曲だったのか...!」と、感動しました。


──CHIYOさんのピアノで、現代にふたたび命を吹きこまれたんですね。


Chiyo_hori.jpg女王が残された楽譜には主旋律(メロディ)しかなく、8小節ほどの短いものもあるので、それをたとえば4分ほどのピアノ曲にアレンジするのは、楽しくも難しかったです。

reiko_hori.jpg女王が作曲された9曲からインスパイアされて、CHIYOさんがオリジナルな部分も加えながらアレンジしたものなので、ある意味いちから作曲するのと同じか、それ以上のパワーと音楽力が必要だったと思います。


reIMG_0614.jpgレコーディングには、ベーゼンドルファーのグランドピアノが使用された。

──160曲もの中から、9曲を選ぶのも大変だったと思うのですが、どうやって選曲したんですか?


Chiyo_hori.jpg歴史的、年代的なことなどを一切抜きにして、純粋に楽曲として私がやりたいと思ったものを選びました。

reiko_hori.jpg「CHIYOさんはどんな曲を選ぶのかな」と思ったら、女王がまだプリンセスだった1860・70年代の、乙女でのびのびとされていた時代の曲が多いんですね。また面白いなと思ったのが、雨音を表現している曲が多いんです。さすがピアニストだなと思いました。

Chiyo_hori.jpgとくに雨が好きってわけでもないのですが(笑)。音で選んだら、たまたまそうなりました。

reiko_hori.jpg世の中が変わっても、雨音はきっと、女王が生きていた当時も今も同じですよね。CHIYOさんのアレンジで蘇った曲は、女王が奏でたものとは別の楽曲ではありますが、でもきっとそこには、同じ雨音を表現しようとした想いが宿っていると思います。


──時代を経て奏でられる雨音。ハワイの自然に思いを馳せつつ聴きたいです。

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reiko_hori.jpgそしてアルバムに入っている最後の1曲「Eternity」は、CHIYOさんによる完全オリジナルなのですが、これがね、すごくいいんですよ。ロングバージョンですが、思いが詰まっていて。

Chiyo_hori.jpg短く収まりきらなくて(笑)。6分になってしまいました。ちょっと長すぎたかな?

reiko_hori.jpgラジオでかけるには、曲の長さとしては少しつらいのですが...でもぜひ聴いてください。本当に素晴らしいので。CHIYOさんにとっては、女王の曲に並ぶ1曲を作るということで、ものすごいプレッシャーだったと思います。


──後世に残る一枚ですね。今日はどうもありがとうございました!

reIMG_0638.jpg録音技師のゲイロード・ホロマリアさん(左)は、ハワイの人気バンド「カラパナ」のキーボーディストとしても活躍するミュージシャン。


ピアニストCHIYOさんの真骨頂「エタニティー」は、ウエブ通販「アロハストリート・セレクト」にて絶賛発売中です! (アルバムの詳細・購入はこちら>>

またハワイではハイアット・リージェンシー・ワイキキ3階のスタジオ・リム・ハワイ、日本ではアロハストリート・ショップ(横浜店・茅ヶ崎店)でも販売されていますので、お近くの方は、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。ジャケットのデザインも素晴らしいので!



さて次回は、CHIYOさんのロングインタビューを敢行。5年ぶりとなる渾身の一枚「エタニティー」の製作秘話に迫ります。ぜひお楽しみに〜!


祝DVD完成!アンジェラに聞くYOGAとALOHA

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IMG_4330_600_title.jpgアロハ!リツコです。

いつもヘルシーで美しい、アンジェラ・磨紀・バーノンさん。プロサーファー、モデル、そしてヨガインストラクターとして、日本とハワイで幅広く活躍されています。

ハワイの自然と海をこよなく愛するアンジェラさんが、10年ぶりとなるヨガDVDをリリース。オールハワイロケで「ヨガ☓ハワイ」の魅力をたっぷり伝えるDVDについて、そして彼女自身のハワイやヨガに対する想いについて、インタビューさせていただきました!

●プロフィール●
アンジェラ・磨紀・バーノン
1980年、横須賀生まれ。日本人の母とアメリカ人の父との間に生まれ、16歳からサーフィンを始める。大学進学を機にハワイへ移住。ハワイではプロサーファー・カリスマロコサーファーとして活躍、ヨガのスペシャリストとしても活動するほか、サーフィン雑誌のモデルやテレビ番組のパーソナリティなど幅広く活動。2005年より障がいのある子どもたちにサーフィンの楽しさを体験してもらうサーフィンスクール「Ocean's Love」を主催。LDH所属。


DVD400.jpg編集部:ハワイのイベントなどではお会いする機会もあるのですが...。あらためまして、よろしくお願いいたします!ヨガDVD「Feel the ALOHA ~ヨガで感じるハワイ、五感で感じるハワイ~ Angela maki Vernon」 のリリース、おめでとうございます。

アンジェラ:ありがとうございます。10年ぶり、しかも自分ひとりでのヨガDVDを作ったのは初めての試みなので、完成してとてもうれしいです。

編集部:全編通してハワイ(オアフ島)で撮影されたんですね。美しい自然の中でのアンジェラさんのしなやかなヨガ、見ているだけでうっとりします。さらに、アンジェラさんのきれいな日本語でのレクチャーも、すごく癒やされます。

アンジェラ:うれしいです。でも見ているだけでなく、一緒にヨガにトライしてくださいね(笑)。本当に、ハワイの自然の素晴らしさは言葉では表せないですよね。18歳でハワイへ来なければ、今の自分はなかった。この気候やこの風や温かい人々が私を育ててくれました。

IMG_4310_600.jpgそんなハワイへの感謝の気持ちを込めて。そして、常に忙しくしている日本の皆さんに、少しでもハワイを感じてもらいたいという想いも詰め込んで作ったのが、この「Feel the ALOHA」です。

編集部:波、山、風、香り...。それぞれのテーマに合ったハワイの風景と音楽がとても心地いいですね。ハワイに住んでいる私たちも、このDVDを見て五感で特別なハワイを再発見したような気がします。

アンジェラ:目を閉じて波の音を聞くだけでも、すごいリラクゼーションになりますよね...。私にとって、ハワイは「My Home」、サーフィンは「My Life」、そしてヨガは「My Love」だと思っているんです。

編集部:「ヨガは、愛(LOVE)」。DVDの中でも語っていらっしゃいますよね。

アンジェラ:言葉だとなかなか伝えにくいのですが、ヨガは自分の心や身体との対話であり自分に対してのセルフケア。自分がベストな状態でいられるには何が必要かを教えてくれるんです。ヨガをすることで身体や心の不調に気づけた、ということもあります。

これが、自分に対しての愛情、つまりLOVEじゃないかと。自分がベストな状態だと、周囲の人にもやさしくできるようになります。とても大切なこと。

編集部:実は、アンジェラさんといえば「サーフィン」というイメージだったのですが...。

アンジェラ:そうですね。ハワイにいるときは、ほぼ毎日サーフィンしています。今朝もここへ来る前、海へ行ってきました。

IMG_4299_600.jpgでも、ヨガも私の生活のもうひとつの軸。サーフィンとヨガには共通する部分が多いと感じています。身体を動かした後の爽快感、心地良い疲労感。そしてどちらも思い切り集中することでストレスをリリースできます。やり続けることで、自分の身体がどんどん進化していくのを感じられるところも似ています。どちらも私の人生にとって、とても重要なものですね。

編集部:なるほど。

アンジェラ:さらにヨガは、呼吸に集中してマインド(考え方)や気持ちも整えられる。呼吸を自分でコントロールできるようになると、心も身体もどんどん変わっていきます。日常生活でコンピューターに向かったりすると、どうしても前かがみになることが多く、呼吸も浅くなるんです。ヨガで肺を広げる正しいポーズをとって腹式呼吸するようになると、それだけで全然違います。最初から難しいポーズに挑戦する必要はないので、身体が硬いから...と臆せず、まずは始めてみて欲しいですね。

編集部:そうですね。まずはこのDVDを見ながら、できるところからスタートすると(笑)。

IMG_4314_600.jpgアンジェラ:そうそう。いきなりクラスへ行くのはちょっと抵抗があるという人は、自宅でリラックスした状態でやってみてください。時間は5分〜10分でも、少しずつ毎日続けるのがポイントです。このDVDは、ハワイの自然の魅力とヨガのポイントはもちろん、ハワイの美味しいものや私のハワイライフスタイルなども紹介しているので、構えずに好きなところから見て、何かをスタートするきっかけにしてもらえたらうれしいです。

編集部:ちなみに、アンジェラさんはいつも美しくヘルシーな印象ですが、日々心がけていることってありますか?

アンジェラ:ヨガやサーフィンを続けていることはもちろん、身体に入れるもの、つけるものはなるべくナチュラルなものにこだわっています。自然にやさしいものを食べたり身につけたり。お水も1日に2リットルくらい飲みます。もともとお肉をあまり食べないので、かわりにアボカドやココナッツオイルなどの「ヘルシーなオイル」をスムージーに入れて飲むようにしています。チアシードやウコン(ターメリック)なども日常的にとるようにしていますね。

IMG_4302_600.jpgハワイ島に住んでいる知り合いのおじいさんが、いつもウコンを送ってくれるんですよ。その人、自然療法の知恵袋みたいな人で(笑)、「ハチに刺されたら玉ねぎかガーリックスライスでこすりなさい」みたいなことをたくさん教えてくれるんですよね。ハワイでは、自然をリスペクトして、一緒に生きていける。そのおじいさんから学ぶこと、多いです。

編集部:すてき!仙人みたいなおじいさんですね。

アンジェラ:そうかもしれません(笑)。とにかく、ナチュラルであること。そして心とマインドのハピネスを維持すること。それが私のこだわりですね。何かあっても、感情的にきーっとならず、まずは深い呼吸を。何事も受け入れてプロセスしてリリースする。そうすると、自然に笑顔が戻ってくるんです。

IMG_4291_600.jpg編集部:だからいつも、ポジティブで美しいんですね...。貴重なお話を、ありがとうございました!なんだか私たちまで元気になってきました。これからも、日本とハワイで、たくさんの人にポジティブパワーをシェアしていってくださいね。

アンジェラ:ありがとうございます!これからも、がんばりましょう〜。

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■「Feel the ALOHA ~ヨガで感じるハワイ、五感で感じるハワイ~」■

DVD150.jpgハワイの自然と海をこよなく愛するハワイ在住、プロサーファー、モデル、ヨガインストラクターのアンジェラ・マキ・バーノンがおくる、ハワイの魅力たっぷりのヨガプログラム。全編、楽園ハワイでのオールロケ!
「ヨガ × ハワイ」の魅力をスラックキーギター、ウクレレのサウンドにのせてお届けします。
サウンドトラックCD「Feel the ALOHA Sound Track」も同時発売!

*87分収録、全編オールハワイロケ。
(C)2016 INSENSE MUSIC WORKS INC.

◇「Feel the ALOHA」の購入はこちらから↓↓↓
(アロハストリート・セレクトでオンライン購入できます)


【ヨガDVD】アンジェラ・磨紀・バーノン Feel the ALOHA~ ヨガで感じるハワイ、五感で感じるハワイ~
www.aloha-select.jp/SHOP/IMWVD-2002.html

【ハワイアンCD】アンジェラ・磨紀・バーノン プロデュース Feel the ALOHA
www.aloha-select.jp/SHOP/IMWCD-1035.html

【ハワイアンCD】Feel the ALOHA Sound Track
www.aloha-select.jp/SHOP/IMWCD-1046.html

●アロハストリート横浜ショップと茅ヶ崎ショップでも販売中!

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■アンジェラ磨紀バーノン ヨガワークショップ■

ビーチライフ・スタイル・マガジン「HONEY」がプロデュースする"ZAIMOKU THE TERRACE"。海が目の前のスタジオ「gypsea by HONEY」で、アンジェラさんのヨガワークショップを開催します!アンジェラさんのアロハスピリットあふれる、ハワイを感じながらのたっぷり90分のワークショップです。

[日時]:2016年9月22日(木/祝)11:45〜13:45
[場所]:ZAIMOKU THE TERRACE gypsea by honey
(神奈川県鎌倉市材木座5丁目8-25 材木座テラス 2F)
[参加料金]:5,500円(税込)
☆イベント詳細はこちらでチェック!>>http://www.insense.co.jp/label/yogaws

大注目の若手ウクレレプレイヤー名渡山遼

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2016年ナ・ホク・ハノハノ・アワードも受賞した、若きウクレレ界のホープ、名渡山遼さん。この7月にメジャーデビューを果たし、乗りに乗っている名渡山さんに、インタビューさせていただきました。

●プロフィール
渡山遼/なとやま・りょう
1993年生まれ。小学校6年生よりウクレレを弾き始める。14歳の頃にはハワイのウクレレ・プレイヤーのオープニングアクトを務める。2010年、ジェイク・シマブクロのジャパンツアーにも出演。これまでに3枚のオリジナルアルバムをリリース。海外からも注目を浴びる。2016年、"ハワイのグラミー賞"と言われる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」最優秀インターナショナル・アルバム部門にダブルノミネートされ、「UKULELE SPLASH!」が日本人としては最年少で見事に受賞した。2016年7月、メジャーデビューアルバム「Made in Japan, To the World.」がキングレコードより発売。


RyoNatoyama2016_400.jpg編集部:アロハ!先日、アロハヨコハマのイベントでステージを拝見して以来ですが、ますますご活躍ですね。

名渡山 遼さん(以下名渡山):ありがとうございます。今年は本当にいろいろと活動させていただき、充実しています。

編集部:まずは5月にハワイで行われたナ・ホク・ハノハノ・アワードについて聞かせてください。今年はなんと2作品がノミネートされていて、そのうちの「Ukulele Splash」がインターナショナル・アルバム賞を受賞されました。おめでとうございます!ちょっと前のことになってしまいましたが、受賞した瞬間はどうでしたか?

IMG_2675_600.jpg名渡山:いやー、もう、とにかく夢を見ているみたいでした。もともと僕は、ジェイク・シマブクロさんの大ファンで、日本でのコンサートにも何度も行ってたんです。当時から、ジェイクさんが何度も受賞されていた「ナ・ホク」は、自分にとっても特別な憧れの賞であり大きな目標だったんですよね。そんな賞に自分がノミネートされたということで、うれしすぎて、実は発表前までものすごく緊張してました。

編集部:受賞パーティーは私たちも取材していたので、会場でお会いしましたよね。あの時は開場前だったから、相当緊張していた時だったということ...?

名渡山:そうですよー。めちゃめちゃ緊張してました(苦笑)。でも、あそこでジェイクさんにもお会い出来て、おめでとうって言ってもらえてうれしかったですね。その後、受賞の発表が終わってからは、やっとホッとして楽しめるようになりました。ナ・ホクのパーティは、ハワイを代表するアーティストがその日だけのコラボステージを魅せてくれたりして、とても華やかで素晴らしかったです。

編集部:名渡山さんは、これまでにもハワイに何度も来ていらっしゃるんですよね。

名渡山:そうですね。10回以上は来ています。小学六年生のとき、家族で旅行に来たのが一番最初です。母がものすごくハワイ好きで、正直「連れてこられた」という感じでした。でも、その時に父がウクレレを買ったんですよね。別に弾けるわけでもないのに(笑)。それを僕も弾いているうちに、たまらなくウクレレの魅力にハマってしまった。運命の出会いでした。その時から、僕にとって「ハワイ=ウクレレ」となってしまったんです。

4450_600_edited-1.jpg編集部:そうなんですね。ハワイではどのような過ごし方をされるんですか?

名渡山:最近は、カイルアやラニカイビーチなどへ行くことが多いですね。そこでウクレレを弾くんです。ハワイの景色や空気にインスピレーションをいっぱい受けて。とても大事な時間です。

もちろん最初の頃は、家族で定番のワイキキ散策やアラモアナセンターのショッピングとかが中心でした。パールハーバーへも行ったし、ダイヤモンドヘッドにも登りましたし。でも、中学生くらいになってからは、ウクレレ工場に見学にいくことも増えました。Gストリングやコオラウ、コアロハなどの工場を見せてもらうのが楽しくて。僕にとっての宝の山は「ゴミ箱」でした。コアの端材やあまった貝殻の破片などを見つけて、お願いしてそれをもらってきたりして。へんな中学生ですよね(笑)。

4443_600.jpg編集部:たしかに、ちょっと...(笑)。ご自分でもウクレレを作られるんですもんね。

名渡山:ええ。最初は独学でしたが、今は京都にある「占部弦楽器製作所」の占部英明さんという師匠に弟子入りして勉強もしています。

編集部:すごいですよね。弾くだけでなく作ってしまうというのは、本当にウクレレが好きなんでしょうね。

名渡山:一日に最低でも5時間は弾きたいと思ってるんです。できればもっと。7〜8時間とか、弾き続けたいです。毎日。

編集部:え、毎日5時間以上?

名渡山:もちろん、時間がなくてそこまで弾けない日もありますが、1時間くらいじゃ足りないんですよ。それだと指を慣らして動きをキープすることしかできない気がして。数時間続けて弾くと、どこかで「覚醒する」瞬間があって。そこからが本番っていうか、新しいフレーズが生まれたりしてくるんです。

編集部:そうなんですね...。すごいです!そして今年7月27日、ついにメジャーデビューも果たされました。おめでとうございます!

名渡山:ありがとうございます。もともと大好きなウクレレを弾くということで、気合は以前と変わらず...なんですが、やはりメジャーデビューということで、より多くの層の方に僕の演奏を聴いてもらえる機会が増えているのがうれしいです。応援してくれる方の期待に応えるためにも、がんばりたいですね。

Made in JapanTo the World_H1_500.jpg編集部:アルバム「Made in Japan, To the World.」を引っさげてのワンマンライブツアーも目前ですね。

名渡山:はい、とても楽しみです。今回は東京だけでなく大阪、名古屋でもライブがあります。東京公演はバンド編成でやるんですね。アルバムの演奏を再現できるっていう部分もあるし、僕が本当に表現したいことを伝えるのに、自分ひとりじゃなくてバンドで演奏できるのはとても大切なんです。メロディに込めたメッセージ、曲に込めた僕の想いを曇らせることなくストレートに伝えられる、そんな気がしています。もちろん、ウクレレ一本で演奏することの良さもあるので、その両方を表現できたら最高だなと。

東京公演には、アルバム「Made in Japan, To the World.」にも参加してくれている、三浦拓也さん(from DEPAPEPE)、竜馬さん(竜馬四重奏)、Taigaさん(Blue Vintage)といったゲストも特別出演してくれることになり、とても豪華なステージになりそうです。大阪、名古屋はピアノとパーカッション、ウクレレという編成で演奏します。こちらも小編成で色んなスタイルを表現したいと思ってますのでとても楽しみです。

最新アルバムの中の曲は、バリエーションも豊か。たとえば「Chocolate Banana Pie」っていう曲は、自分が大好きなチョコパイを買いに行く車の中で、フンフン...♪って何気なく歌った鼻歌がもとになってるんです。「Do The Ukulele」は、とりあえず弾き始めちゃって、弾きながら作り上げた曲。「Athlete Disco」は、ビートだけ決めて、その場でセッションしがら作った曲...という感じなんです。だから、ライブではそれらがさらにアレンジされて、盛り上がると思います!

編集部:ワクワク感が伝わってきます。本当に楽しみですね!まさに絶好調、といった感じの名渡山さんですが、今後の目標というと...?

名渡山:まずは全国ホールツアーができるようになることです。大きな会場でライブができるようになりたいんです。そしてゆくゆくは、世界アリーナーツアーとか!できるようになれたら...。さらに、ナ・ホク・ハノハノ・アワード受賞の後で思ったんですが、本当に先の話かもしれないけど、夢のような話かもしれないけど、グラミー賞のステージに立ってみたい!そんな大きな目標も、思い描いています。

編集部:頼もしいですね!ぜひ、応援させていただきます!それでは最後に、今後の目標とアロハストリート読者の皆さんへのメッセージをお願いできますか。

名渡山:はい。ハワイとウクレレに人生を変えられた...と言っていいくらい、ハワイに魅了されている僕です。様々なハワイとの出会いに感謝して、ウクレレを続けていきたいと思っています。「日本人だからこそ感じる、ハワイの良さ」を、ハワイの楽器であるウクレレで表現していきますので、ぜひ応援よろしくお願いします!

名渡山さんからの動画メッセージはこちら↑

<<ライブツアー2016「Made in Japan, To the World.」>>


■10/5(水)東京 渋谷duo MUSIC EXCHANGE  開場18:00/開演19:00 
■10/18(火)大阪 心斎橋Music Club JANUS 開場18:00/開演19:00
■10/19(水)愛知 名古屋SPADE BOX 開場18:00/開演19:00

◯スペシャル企画でウクレレを持参すると300円をキャッシュバック!
 詳細はこちらでチェックを〜。 http://ryonatoyama.com/

熱きハワイラバー・西川貴教さんに聞く

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アロハ!リツコです。

今年ソロデビュー20周年を迎えたアーティスト、T.M.Revolution 西川貴教さんは、実は大のハワイラバー。来年2月、自身のファンイベントをハワイで開催予定で、その準備のために多忙なスケジュールを縫ってハワイへ訪れたそうです。そんな西川さんに、大好きなハワイへの想いやお気に入りのスポット、そして今後の活動予定などについてインタビューさせていただきました。

◎プロフィール◎
西川貴教・にしかわ たかのり

【T.M.Revolution プロフィール】
1970年9月19日生まれ。滋賀県出身。1996年5月、西川貴教のソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてシングル「独裁 -monopolize-」でデビュー。
キャッチーな楽曲、観る者を魅了する完成されたステージ、圧倒的なライブパフォーマンスに定評があり、「HIGH PRESSURE」、「HOT LIMIT」、「WHITE BREATH」など大ヒット曲を連発する。
故郷滋賀県から初代「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催、地方自治体の協力のもと、毎年滋賀県にて開催している。
2013年最大の話題となった水樹奈々とのコラボレーションは、"史上最強、革命的"と大きな反響を呼び、「Preserved Roses」、「革命デュアリズム」は共に大ヒットを記録。
過去5回のNHK「紅白歌合戦」への出場を果たすなど、国民的な支持を得ている。
今年5月にデビュー20周年記念としてリリースしたベストアルバム「2020 -T.M.Revolution ALL TIME BEST-」は、オリコン週間ランキング1位を獲得。現在、47都道府県を網羅する全国ツアーを開催中。

■Official HP:http://www.tm-revolution.com/



IMG_1967_600.jpg編集部:アロハ!ハワイへようこそ。ハワイへは何度もいらっしゃっているそうですね。

西川貴教さん(以下/西川)はい。数えたことはないですが、仕事とプライベートを合わせると15〜20回くらい来ていると思います。一番最初にハワイに来たのはもう20年くらい前ですが、その時もファンイベントで来たんですよ。

編集部:初ハワイがイベントだったんですね。その時の印象って、いかがでしたか?

西川:空港から降りた瞬間に、気候も含めてすごいところだな、と。なんだか島全体がテーマパークみたいだと思った記憶があります。リゾートとして良い意味で完成されているっていう感じ。ほんと、大好きな場所ですね。

編集部:今回のハワイは、来年のイベントの準備が中心だとお聞きしましたが。

西川:来年2月に、またハワイでファンイベントを行う予定があるので、その準備で来ました。限られた時間ではありますが、ファンのみなさんに少しでもハワイを楽しんでもらえるよう、気になるスポットに自分で実際に足を運んで見てみようと。

単にイベントに来てもらうだけでなく、ハワイ自体も楽しんでほしい。女性の方なら、グルメやショッピングなどにも興味があると思うので、僕たちが紹介した場所をまわるだけでも一日楽しめるような、そんな情報を自分たちでリサーチできたらいいなあと思って。

IMG_1847_600.jpg編集部:すごいですね。アーティストさん自らが実際にそういう準備に動くって、めずらしいんじゃないですか?

西川:そうかもしれませんね。今まではスタッフさんにお任せする部分も多かったんですが、僕自身で企画を立てることも好きなんですよ。今日も、ローカルのお店の人たちと実際に会ってお話して来ました。

旅行から帰った後で雑誌とかを見て、「なんだ、こんなところもあったんだー」って気づくことありますよね。それを先に知っておいてもらえたら、ハワイ滞在がもっと楽しくなるんじゃないかなと。もちろん、僕自身が「ハワイに来たいぞ!」という想いが強かったのも事実ですが(笑)。

編集部:そんな西川さんのオススメハワイスポットは?

西川:今回、カイルアやノースショアへも行って来たんですが、やっぱりワイキキからちょっと離れると雰囲気が違っていいですよね。新しいお店がたくさんできていたのにも驚きました。

編集部:アロハストリートでも、そのあたりのエリアは人気なのでよくご紹介しています。

IMG_1870_600.jpg西川:そうなんですね。実は今年のお正月にもハワイへ来たんですが、その時にノースショアのハレイワが新しくなっていたのにビックリして。いい意味で常に進化しているから、何度来ても楽しい発見がある。それがハワイの魅力の一つかもしれません。好きだったお店がなくなってしまって悲しい...ということもありますけど(苦笑)。

編集部:たしかに...!ほかにはどんなことをファンのみなさんにオススメしたいですか?

西川:サーフィンとか、アクティビティにも挑戦してもらいたいですね。でもいきなりサーフィンはちょっとハードルが高いと思う方なら、スタンドアップパドル・サーフィン(SUP)をやってみるとか。これなら浮力も大きいから初心者でも挑戦しやすいし、ワイキキやアラモアナでも教えてもらえますしね。

僕自身も、アラモアナでサーフィンとか結構やるんですよ。最初にハワイへ来たときに挑戦してみて、そこで現地のインストラクターと仲良くなったりして。無理しすぎず、その人なりのレベルに合わせて楽しめるのもいいですよね。

編集部:そうなんですね!なんとなく、西川さんとサーフィンって想像できなかったけど...。

西川:そうですか?(笑)。やっぱり東京だと手を出せないもの、足を伸ばせないところってあるんですが、ハワイはそれができてしまう場所なのかもしれません。ただただのんびりするのもいいし、あちこち走り回って新しい場所を探検するのも楽しいし。この空気を味わうだけでも、すごく贅沢ですしね。

あとは、ハワイの歴史を少し感じてみるのもいいかも、と思います。今回ダウンタウンへも行って、市庁舎やイオラニ宮殿なども見てきたんですが、ハワイの文化や歴史をちょっと勉強すると、また違う一面が見えてくる気がしましたね。

ハワイには日系の方々も多いですが、最初にハワイへ渡って来た人たちは、すごくご苦労されたと思うんです。今僕たちがここで楽しめているのは、そういう方々のおかげですよね。そういう歴史を知って、その方々への感謝を感じるだけでもハワイとの関係が深くなる気がします。

編集部:そうですね。たしかにハワイは日本と特別な関係性があると思います。

西川:だからといって難しく考えたり、ガリガリ勉強する...というよりも、感謝しながらハワイを楽しませてもらえたら、という感じですかね。僕自身も機会があれば、いろいろ学びたいと思います。

編集部:さて、今年はソロデビュー20周年の記念の年なんですよね。

西川:そうなんですよ!プロとして音楽活動を始めてからだと25年くらいになるんですが、ソロとしては20周年。今も全国ツアー中で、11月にはシンガポールに行きます。7月にはロサンゼルスでも公演があったし、来年2月にハワイが終わったらそのまま台湾にも行くことになっているんです。

IMG_1849_600.jpgおかげさまで、海外でもいろいろな活動をさせてもらえるようになって、日本人としてのアイデンティティみたいなものをより強く感じるようにもなりました。だからこそ、日本の誇れるもの、日本のPOPカルチャーを中心に、もっと日本を多く知ってもらえる架け橋の一部を自分も担っていけたらいいなと。

編集部:すばらしいですね。ハワイでもぜひ、コンサートを実現していただきたいです!

西川:ハワイではパブリックのコンサートをしたことがないので、いつか実現できたらいいですね。ファンイベントでは、少人数の規模で距離の近いシンプルなアンプラグドライブをやったりしてるんですが、ハワイのローカルの方も来てもらえるようなコンサートができるよう、頑張りたいですね。

編集部:ぜひぜひ!日本のアニメなどのカルチャーやJ-POPは、ハワイでも若者中心に大人気なので、みんな待っていると思います。

西川:できたらうれしいですね。日本とアメリカ本土などの人がハワイに集まって、新しいカルチャーをシェアしあえるようなことができたらいいな。これからもっと、ハワイとの関わりも増えたらいいなと思ってるんです。個人的にも大好きな場所なので、いろいろ計画できたらと考えています。

編集部:私たちも楽しみです。それにしても、本当にいつもノンストップでパワフルですよね。

IMG_1918_600.jpg西川:僕たちの仕事って、節目があるようでないんですよね。だからこそ、自分で年とか月で区切るというより、自分で作った目標に向けてがんばることが大事だと思ってて。そして、自分でちゃんとリセットしたりインプットしたりする時間を作らなくちゃと心がけています。

今、昨年とあわせて100本以上のコンサートをやっているので、来年のハワイはぜひゆっくりしたい。楽園でゆっくりすることを目標にがんばります(笑)。そして、21年目も駆け抜けます!

編集部:ハワイでたっぷりパワーチャージしてください!オアフ島はもちろん、他の島も魅力いっぱいですよ〜。

西川:行ってみたいですね!ハワイ島の山に、星空を見に行きたいんです。マウナケアでしたっけ。見てみたいなあ。そのためにも、がんばらなくては!

編集部:はい!今後のご活躍をハワイから応援させていただきます。もちろん、ハワイでの新しい挑戦も楽しみにしていますね。

西川:そうですね。まずは全国ツアーを無事に終えて、来年のハワイイベントで戻ってきます。これからも、よろしくお願いします!



<LIVE情報>

「T.M.R. LIVE REVOLUTION'16-'17 -Route 20-」

■2016年11月3日(木・祝)京都・ロームシアター京都 メインホール
■2016年11月5日(土)愛媛・松山市総合コミュニティセンター 文化ホール
■2016年11月12日(土)大分・エイトピアおおの (豊後大野市総合文化センター)大ホール
■2016年11月19日(土)島根・出雲市民会館
■2016年11月20日(日)鳥取・米子市公会堂
■2016年11月23日(水・祝)岡山・岡山市民会館
■2016年12月3日(土)岐阜・土岐市文化プラザ・サンホール
■2016年12月4日(日)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール
■2016年12月11日(日)福岡・福岡サンパレス
■2016年12月18日(日)群馬・桐生市市民文化会館 シルクホール
■2016年12月23日(金・祝)山形・やまぎんホール (山形県県民会館)
■2016年12月24日(土) 宮城・仙台サンプラザホール
■2016年12月25日(日) 熊本・熊本県立劇場 演劇ホール [追加公演]
■2017年1月3日(火) 東京・日本武道館 [追加公演]
■2017年1月4日(水)東京・日本武道館 [追加公演]
※詳細はこちら>> http://tmrv.net/


<西川貴教オフィシャルファンクラブツアー「turbo surf'17」 in Hawaii>

■Aコース:2017年2月11日(土・祝)~2月16日(木)/4泊6日
■Bコース:2017年2月12日(日)~2月17日(金)/4泊6日
※詳細はこちら>> www.kk-kanko.com/turbosurf17/

懐かしく響く、癒やしのピアノアルバム

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アロハストリートの人気連載コラム「ピアニストCHIYOの徒然ダウンタウン日記」でもお馴染み、CHIYO FLYNN(チヨ・フリン)さん。5年ぶりの新アルバム「Eternity(エタニティー)」は、ハワイ王朝最後の君主、リリウオカラニ女王をオマージュしたもの。この記念碑的な作品について、じっくりお話をお聞きしました!

◎プロフィール◎
チヨ・フリン/Chiyo Flynn

「CHIYO FLYNN PIANO STUDIO」代表。ウクレレプレイヤーのブルース・シマブクロをはじめとする有名ミュージシャンとのコラボレーションも多数手がける。CD「Lea by Chiyo & Friends」を含む3枚のアルバムをリリース。今回の「Eternity」は4枚めのアルバムとなる。

●アロハストリート連載コラム
www.aloha-street.com/chiyo
●ブログ「ハワイで暮らす日々 by Chiyo」
ameblo.jp/chiyo-loveandmusic


ChiyoNov162.jpg編集部:アロハ! いつもアロハストリートのウエブコラムでは、ダウンタウンの注目情報を紹介してくださっているチヨさんですが、7月1日、ついに新アルバム「エタニティ」をリリースされました。おめでとうございます!

チヨさん(以下/チヨ):ありがとうございます。

編集部:収録の10曲すべてがピアノ独奏という、ピアニスト・チヨさんの真骨頂といえる内容。しかも、テーマは、ハワイ王朝最後の君主にして偉大な音楽家でもあったリリウオカラニ女王。

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右:コンセプターのレイコ・T・ロジャースさん、
左:録音技術のゲイロード・ホロマリアさん

チヨ : はい。前回のアルバム「Lea」が2011年だったので、5年ぶりのアルバムとなったのですが、なかなか「これだ!」というテーマに出会えなかったんです。そんな時、今回のアルバムのコンセプターであるレイコ・T・ロジャースさんから「リリウオカラニ女王をテーマにしたらどうか」というお話をいただいて。それまで全く考えたこともないテーマだったのですが、リリウオカラニ女王が実際にピアノを弾いていらしたことから、ぜひやりたいと思ったんです。

編集部:リリウオカラニ女王といえば、時代に翻弄され、幽閉されたことなど、なにかと悲劇的に語られることが多いですよね。

チヨ : 私も最初はそういうイメージだったのですが、リリウオカラニ女王の研究をされているレイコさんから教えてもらい、女王は偉大な音楽家でもあり、いつでも音楽が身近にあった方だったと知りました。そして、その時々の思いを楽曲に織り込んでいる、と。あの世界的に有名な「アロハ・オエ」は女王の代表曲ですが、そのほかにもたくさんあって、楽譜に残っているだけでも160もの曲をお作りになっているんですね。

編集部:160 曲も!

チヨ : 今回のアルバムは、全10曲のうち9曲がリリウオカラニ女王による楽曲をアレンジしたもの、そして最後の1曲が女王に捧げる完全オリジナル曲なのですが、9曲を選ぶことだけでも大変で(笑)。歴史や時代背景などを意識せず、楽曲だけを見て、私が「これをやりたい」と思うものを選ばせていただきました。

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イオラニ宮殿にある「金の間」は楽器や楽譜が配置され、音楽室とも呼ばれる。

編集部:お恥ずかしながら、「アロハ・オエ」以外の曲は、ほとんど初めて聴くものばかりでした...。

チヨ : 女王の作品は、ハワイのアーティストに演奏されている曲もあるのですが、音源がなく、楽譜しか残っていないものがほとんど。しかも、楽譜には主旋律(メロディ)しかなく、8小節ほどの短い楽曲もあるので、それをたとえば4分ほどのピアノ曲にアレンジするのは、楽しくも難しかったです。

編集部: 8小節を4分半にするって、かなりオリジナルな部分を加えないといけないですよね?

チヨ : そうですね。繰り返しばかりになっても退屈だし、かといって女王の楽曲ですから斬新に変えすぎてもいけないし...と、楽譜を書いては消し、書いては消し(笑)。

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編集部:
王朝をテーマにした作品を作ることに対して、プレッシャーも大きかったのでは?

チヨ : はい、とても...。コンセプターのレイコさんからも、私たちが始めたことの重大さというのを何度も言われていましたし。ただ、160曲もの楽曲を創るということは、本当にとてつもないパワーと才能、音楽への情熱がないとできないと思うし、そんな方にとって自分の音楽が後世に残され、演奏され、多くの人々がそれを聴くことは、きっと何よりもうれしいことに違いないと思ったんです。

編集部:演奏して楽しんだり、広く多くの人に聴いてもらうことも、リスペクトになりますよね。

チヨ : 楽譜だけが残っていて、もしかしたら誰も聴いたことがないかもしれない曲の中に、とても素敵な曲があったので、それもアレンジし、収録しています。今回の制作すべてにおいて、リスペクトの気持ちは片時も忘れなかったつもりです。

ChiyoNov161.jpg編集部:そして最後の1曲「エタニティー」は、女王に捧げる完全オリジナル曲なんですよね?

チヨ : はい。今回のアルバムを創らせていただいたことはもちろん、ハワイで幸せに暮らせていることへの感謝、天国のリリウオカラ二女王の魂の安らぎ、そして女王の音楽が永遠に残りますようにという祈りを込めて自分が作れる中でいちばん美しい曲をと思いながら作った曲です。想いが募り過ぎてちょっとくどくなっちゃったりとか(笑)、何度も書き直したのですが、気がついたら出来ていた記憶にすら残っていない最後の方の部分が、いちばん気に入っています。

編集部:すごい...何かが降りてきたのでしょうか。最後の曲も含め、10曲全体を通して、やさしく照らす月の光のような、癒やしと浄化を感じる...そんなアルバムだと思いました。

チヨ : 同じテーマであっても、自分が20代の頃では全く違うものになっていたと思います。いま同じ世界に生きる人たち、そして天国にいる人たちにも届くようにと思って作りました。私のピアノは、よく「どこか懐かしい」と言われるのですが、そんな癒やしを感じてもらえたら、うれしいです。

編集部:どうもありがとうございました!

チヨさんとコンセプターのレイコさんのインタビューはこちら>>

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●CHIYO FLYNN "Eternity"/チヨ・フリン「エタニティー」
定価2,500円
アロハストリート・ショップ(横浜店・茅ヶ崎店)をはじめ、ウエブ通販「アロハストリート・セレクト」にて絶賛発売中!ハワイでは、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ3階「スタジオ・リム・ハワイ」でも販売しています。

2017年もカカアコでウクレレ三昧の一日を

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毎年ハワイで開催されている、ウクレレピクニック・イン・ハワイ。第9回となる今回は、2016年と同様オアフ島のカカアコを会場として、2017年2月12日(日)に行われることが決まりました。

ウクレレ愛好家としてもその名を広く知られる関口和之さんが、このイベントの主宰。すっかりハワイでもおなじみとなった「ウクレレの祭典」について、お話をうかがいました。

◎関口和之氏(せきぐち・かずゆき)

200-1.jpgサザンオールスターズのベーシストであり、ウクレレをこよなく愛する" ウクレリアン"。ウクレレピクニック・イン・ハワイ主宰としてハワイと日本の音楽交流に尽力を続け、日本国内でのウクレレイベントにも多く携わる。また、ハワイでは「ポエポエ・ハワイアンカルチャーセンター」も開講、ウクレレやフラなどの本格レッスンを提供している。







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編集部:アロハ!関口さん。またまたアロハストリート編集部までおいでいただき、ありがとうございます。来年のウクレレピクニック・イン・ハワイが決定したんですね〜。

関口和之氏(以下、関口):はい。早いもので、ハワイでのこのイベントも9回めを迎えます。2016年と同じく、オアフ島のカカアコ・マカイ・ゲートウェイ・パークの広場で開催。ハワイや日本から、多くのアーティストが参加してくれることになっているので、今回もとても楽しみです。

●2016年のウクレレピクニック・イン・ハワイの様子はこちら>>

parking2016.jpg編集部:本当に、毎回豪華ですよね〜。顔ぶれはどんな感じですか?

関口今の時点で出演が決定しているのは、ハワイからウクレレの神様・オータサン、シスター・ロビ、ハーブ・オオタ・ジュニア、タイマネ、カレイ・ガミアオ、ブライアン・トレンティーノ、ジョディ・カミサトなどの面々ですね。

日本からは、勝誠二さん、キヨシ小林さん、Keikoさん、岡田央さん、分山貴美子さんなどが参加してくれます。あと、スペシャルゲストとしてマイク眞木さんも登場しますよ。

編集部:おお、『バラが咲いた』の!

関口ええ。実は、その名曲『バラが咲いた』が、ハワイ島ヒロの学校で教材として使われているのだそうで、それならば...ということで、この曲の歌詞をハワイ語に訳し、日本からツアーで来る皆さんと一緒にウクレレ演奏&コーラスを楽しもう、ということになったんです。

編集部:それは素敵ですね〜。

IMG_3178_600.jpg関口日系人の方々の中には、この曲をご存知も方も多いそうなので、会場みんなで歌えたらいいですよね。マイク眞木さん自身もハワイに住んでいたことがあって、息子さんもサーファー。いろんなご縁でみんながつながれるのもハワイならではだと感じます。

編集部:その通りですね。楽しみです!一日中、個性豊かなウクレレの音色を楽しめるピクニック、ハワイの人たちにもずいぶん知られるようになって、毎回大盛況ですよね。

関口9年に渡って続けられるということ自体、本当にありがたいですね。やっぱり地元の皆さんに喜んで頂きたい、地元に貢献したい、というのが大きな目的なので、ウクレレ演奏はもちろん、フラやウクレレのワークショップやハワイのフードブースなど、今回も多くのお楽しみを用意したいと思います。

また、前回も行った「地元の子どもたちにウクレレ100本をプレゼントする企画」も引き続き行います。地元の小学校やサルベーションアーミーを通じて、100人の子どもたちにウクレレを贈り、当日会場でレッスンもする。一人でも多くの子どもが、ウクレレとの触れ合いを通じてワクワクしてくれたらうれしいですね。

IMG_5393.jpg編集部:昨年も、会場での子どもさんたちの笑顔がとても印象的でした。私たちも引き続き応援します!

関口イベント前々日の2月9日には、日本からツアーで来る皆さんのウエルカムBBQを、ノースショアで開催します。アロハたっぷりのBBQを楽しめますよ。

それから2月10日には、こちらも恒例となった「第6回 インターナショナル・ウクレレコンテスト&フラショー」を、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センター/ロイヤルグローブ特設会場で行います。すでに、特設サイトで参加者を募集していますので、我こそは!という方、ぜひ挑戦してみてください。

編集部:毎回、新たなスターを輩出しているウクレレコンテスト!今年はどんなドラマが生まれるか、今からドキドキしてしまいます。

関口僕自身も、とっても楽しみです。ロイヤル・グローブの緑いっぱいな雰囲気もいいですよね。

IMG_3177_600.jpg編集部:ところで、関口さんご自身の2016年はいかがでしたか?

関口今年は、日本でもとくに地方を中心に様々なウクレレイベントに携わってきました。

7月に熊本で行われた「くまレレ」イベントは、"震災の後だったけれど今年もイベントはやるぞ!"という皆さんの熱意に賛同して、僕と分山さんとで参加しました。また8月の仙台のフラ&ウクレレイベントも、大いに盛り上がりました。9月の連休には、群馬県前橋市で子どもたちの為のウクレレイベント「全国こどもウクレレ祭」や金沢で大きく成長したイベント「金沢ウクレレパイナ」に参加したり。あちこちでいろんなウクレレイベントが開催されているんですよ。

編集部:日本のウクレレ熱はすごいですもんね。

関口:はい。僕たちもできることを少しずつやって、盛り上げていけたらと思っています。ハワイでも日本でも、ウクレレという小さな楽器を通じてさらに大きな輪が広がっていったらいいですよね。

編集部:その通りですね...。来年2月のウクレレ・ピクニック・イン・ハワイを楽しみにしています。今日はありがとうございました!

関口:ありがとうございました。


■インタビューを終えて■

いつお会いしても、やさしく物静かな雰囲気の関口さんですが、ウクレレへの愛、アロハな想いは本当に熱くてパワフル。来年のウクレレ・ピクニックも、きっと成功間違いなし。私たちアロハストリートも、もちろん応援させていただきますので、どうぞがんばってくださいね。

「海すずめ」女優・武田梨奈さんのハワイ

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アロハ! メグミです。

先日、アロハストリート編集部に、とっても素敵なお客さまがいらっしゃいました。
その方とは...?

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女優の武田梨奈さん

です!

11月初旬にホノルルにて開催された「ハワイ国際映画祭」のために、ハワイ入りしていた武田さん。
忙しいスケジュールを縫って、帰国直前に、編集部に来てくださいました〜。

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ハワイ国際映画祭で上映された、武田梨奈さん主演映画「海すずめ」

夢と挫折を抱えながらもがく主人公すずめの葛藤そして奮闘を、みずみずしく演じきった武田さん。
四国・宇和島を舞台に、人や時間が不思議に交錯しながら描かれる物語は、スリリングでいて美しく、映画祭でも満席の大喝采となりました。


そんな武田さんに、お話をお伺いしました!

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武田梨奈/Rina Takeda

1991年6月15日生まれ、神奈川県出身。「セゾンUCカード」のCMで、瓦を頭で割るアクションが一躍話題に。主な出演映画に「ハイキック・ガール!」「デッド寿司」「進撃の巨人」、ドラマ「ワカコ酒」などがある。


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編集部:武田さん、アロハ! ハワイ国際映画祭での「海すずめ」の上映、大盛況でしたね。


武田梨奈(以下・武田):そうなんです。メイン会場となったドール・キャナリーでは2回上映されたのですが、2回とも満席になって。うれしいです。

編集部:私は2日目の回を見に行ったのですが、前売りチケットが買えなかったので、当日のキャンセル待ちに並びました。ラッキーにも席が空いて入れたのですが、最後列でした〜(笑)。すごい人気ぶりに、びっくりしました。

武田:そうだっんですか!

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編集部:会場では、日本人よりもロコが多かったように思いました。字幕のタイミングで笑ったりリアクションしている人が多かったので。

武田:そうかもしれませんね。映画の舞台になった宇和島とハワイは姉妹都市なので、そういう意味でも興味を持ってくださった方が多いのかもしれません。あと、ハワイと宇和島って、似ていると思うんです。人が温かかったり、島ののんびりした空気とか、海や自然が近いところとか...。


編集部:私自身は宇和島に行ったことがないのですが、何気ない日常の風景がしみじみと美しくて、懐かしさがあふれていて。初めて見る場所なのに郷愁を感じるところは、ハワイと似ているなと思いました。

武田:そうですね。

編集部:あと、宇和島というと、ハワイではやはり「えひめ丸」の存在も大きいですね。とても悲しい事故ですが、以前、宇和島の方たちが「ハワイを嫌いになるのではなく、一緒に前を向いていけるように」とおっしゃっていたのが強く印象に残っています。ハワイの人にとって、いろんな意味で宇和島は特別な場所になっています。

武田:今回、カカアコにあるえひめ丸の慰霊碑に行くことができたんです。

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武田:すごく見晴らしのいいビーチパークに慰霊碑があって。なんというか、言葉ではうまく表せないのですが...行くことができて、本当によかったです。

編集部:武田さんは、ハワイ国際映画祭への参加は、これが2度目なんですよね?

武田:そうです。前回は4年前の「デッド寿司」の上映で来ました。その時に会った関係者の方や、お客さんも、私のことを覚えてくださっていて、それがすごくうれしかったですね。映画祭のレッドカーペットとかパーティなどで、「あ〜久しぶり〜!!」ってハグしてくれたり。


編集部:ハワイはハグ率が高いですね。けっこうな大御所の方でも、気軽にハグしますもんね(笑)。

武田:そうなんですよ。昨日会ったのに今日も会ったらハグするんだ、って(笑)。みなさんすごくアットホームで、ああ、ハワイだな〜って思いますね。

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編集部:今回のハワイ滞在は何日間ですか?

武田:3泊5日です。

編集部:わ、けっこう弾丸ツアーですね! 自由時間はありましたか?

武田:ほとんどなかったのですが、昨日は少しだけフリーな時間があったので、ベローズビーチに連れて行ってもらったんです! もう、びっくりしました〜。ワイキキですら感動するのに、ものすごく綺麗な海で...。日傘とかポーンと放り投げて、遊んじゃいました(笑)。

編集部:お肌が透き通るほど真っ白ですもんね〜。泳げたんですか?

武田:いえ、泳ぎはしなかったのですが、じゅうぶん満喫しました。ビーチで遊んでいたら、波がすごくて、洋服がビショビショになっちゃいました(笑)。でも、ハワイだと濡れてもすぐ乾くからいいですね。本当に気持ちよかったです!

編集部:なにかハワイで美味しいものは食べましたか?

武田:パンケーキとアサイボウルは絶対に食べたかったので、食べました! アサイボウルはカカアコのジュースド・ライフで。パンケーキはエッグスン・シングスでいただきました。その後すぐにラジオだったので、急いで食べて。

編集部:忙しいですね〜。仕方ないですが、もう少しゆっくりできたらいよかったですね。

武田:でも、この窓からの景色を見ているだけでも、「ハワイに来たな〜」って感じがするので、大丈夫です!

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編集部:ぜひ次は、カレンダー撮影とか、映画撮影でハワイに来られるといいですね。お待ちしてます!

武田:昨日のベローズビーチが本当に綺麗で、ここで来年のカレンダー撮影できたらいいのにね〜って、マネージャーさんとも話してたんですよ(笑)。あと、じつはハワイで映画を撮るプロジェクトもあるので、ぜひご期待ください!

編集部:それはすごい! ハワイでの撮影がもし実現したら、ぜひ密着取材させてくださいね。今日はどうもありがとうございました〜!

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【武田梨奈さん最新情報】

★11月28日(月)21:00~放送 TBS「赤かぶ検事奮戦記」
ヒロインの柊葉子役で出演!
http://www.tbs.co.jp/getsuyou-meisaku/20161128/

★「武田梨奈 カレンダー2017」
トライエックスより発売!!
映画「海すずめ」の舞台となった宇和島にてオールロケで撮影!

高下駄で走るホノマラ名物、いったい誰!?

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毎年12月に行われるホノルルマラソンで、袴に高下駄というユニークなスタイルで走ることで有名な日本人ランナーをご存知ですか?

RR_IMG_0769.jpgそれがこちらのゲッタマンです!

ホノルルマラソンを走ったことがある、または応援に行ったことがある人なら、ゲッタマンの存在は、何かしら知っているのではないでしょうか。

今回、市民ランナーグループ「ホノルルマラソンクリニック」のマイリィさんからお話をいただき、急きょ、ゲッタマンの単独インタビュー取材が実現したので、ご紹介いたします!

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ゲッタマン/本名:竹之内 敏

1965年生まれ。鹿児島県屋久島出身。「ゲッタマン体操」著書やDVDをリリースする一方で、雑誌やテレビなどのメディアにも数多く出演。ココロとカラダをデザインするヒューマンアーティストとして、年間100本以上の講演活動を行っている。
http://www.gettaman.jp/

マイリィ

ホノルルマラソン設立の翌年に発足し、43年間にわたり活動している市民ランナーグループ「ホノルルマラソンクリニック」の日本人ボードメンバー。本業はハワイ在住マッサージセラピスト。「献体として捧げられる身体に」を標榜し健康方面でも活躍するパワフルお姉さん。
http://honolulumarathonclinic.org/aloha-nippon/

RR_IMG_1090.jpgゲッタマン:アロハ〜!

編集部:アロハ!今年もホノルルマラソンおつかれさまでした。

ゲッタマン:いや〜今年も終わった〜!!って感じだよね。足がボロボロだよ!(笑)。

編集部:
あの...あえてお聞きしますが、ゲッタマンとは何者なんですか?


ゲッタマン:話せば長くなるんだけど...26歳くらいまで、エリートがそろうNTTという会社で営業マンとして働いていました。だから、もともとは健康やフィットネスのエキスパートではなかったんです。

編集部:え!サラリーマンだったんですか?意外です。

ゲッタマン:本社に異動になって、慣れない業務内容に挫折していたとき、食堂のコンビニにあった「ターザン」という雑誌にトライアスロン大会に関する記事を見つけたんです。トライアスロンってなんだか夢があるな〜と思って、出場してみたら優勝したんですよ。それがきっかけで「ターザン」のモデルになったんです。

編集部:いきなり優勝だなんて、会社の人も驚いたんじゃないですか?


ゲッタマン:「ターザン」を見た労働部の課長が「これお前じゃないのか!?こういうことが好きなのか?」って言われて、NTT傘下のフィットネスクラブの支配人をすることになったんです。


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ゲッタマン:自ら選んだ場所で結果を出すために、寝泊まりもフィットネスクラブでするくらい勉強しましたよ。そうしてる間に、4年間で売り上げを4億くらいまで上げることに成功し、フィットネスクラブの職場環境もどんどん良くなっていったんです。そして、自分がここでできることは終わったな〜って思っていたときに、「独立」という言葉が頭に浮かんだんです。

編集部:
現在は健康やフィットネスに関する活動をされていますが、そもそもホノルルマラソンを高下駄で走ろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

ゲッタマン:21年前、カピオラ二パークで開催された「アロハ駅伝」というイベントがあったのですが、私も参加してほかのランナーを盛り上げていたんです。「アロハ〜! エビバリセイカモ〜ン!」とか言って。

そのパーティで、関係者の方に「これ着てホノルルマラソン走れ」って言われて、渡されたのが、袴と高下駄だったんです。

編集部:ジャパニーズスタイルですね(笑)。走りにくそう...。

ゲッタマン:ホノルルマラソン当日、さすがにこんな高下駄で走れないからすぐリタイアしようと思っていたんです。でも、走っていたらほかのランナーが「オーマイガット!ユア クレイジー」って道をあけてくれて...やめるにやめられなくなりました(笑)。

編集部:そこから20年も走っているのがすごいですよね。でも、高下駄で走って、足は痛くないんですか?

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ゲッタマン:痛いですよ〜。アロハタワーの手前で足がきれちゃうんです。ゴールする時は血まみれですよ。

編集部:いたたたたた〜!(泣)。 それなのに、なぜ高下駄で走るんですか?


ゲッタマン:最初に走った翌年、ホノルル空港についたら、自分がポスターになっていて。「ゲッタマンに会えたら幸せになる」って書いてあったんです。でかでかと。だったら走るしかないでしょう、高下駄で。

編集部:伝説になっちゃったんですね(笑)。

ゲッタマン:
自分が完走した後も、最終走者を迎え入れるまでゴール地点で応援するんですけど、走ってくるランナーたちがみんな「ゲッタマン、おめでとう」って祝福してくれて。

なんというか、人間のいちばんキレイな姿が見えたんですよね。健康の仕事をする上で大切なことを学べる場だと思いましたよ。続けなきゃな〜って。

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編集部:いいお話ですね。失礼ながら、袴と高下駄で走っているのは、目立ちたいからかな...って思ってました。自分発ではなく、さらに傷つきながらも続けているのは並大抵のことじゃないですね。

ゲッタマン:いやでも、ゲッタマンが、自分にとってのコンプレックスだった時期もあるんですよ。

編集部:コンプレックス、ですか?

ゲッタマン:だって、フィットネスや健康について、並々ならぬ努力をしていて、そこで結果を出してもいる。なのに、テレビや雑誌の取材などでお話をしていると、みなさん「ゲッタマン!? 面白いですね、じゃあその話をもっと!」と、ゲッタマンばかりが注目されてしまうんですから。

編集部:1年365日のうち、たった1日だけのゲッタマンに、すべてもってかれてしまう、と。

ゲッタマン:そうそう。でも、ある時から「こんなにゲッタマンが愛されているんだから、もうオレはゲッタマンでいいや。ゲッタマンになろう!」と吹っ切れて、名前も本名からゲッタマンに変えたんです。

編集部:さまざまな葛藤があっての、今なんですね...。ところでマイリィさんは、去年のホノルルマラソンで走っている途中にゲッタマンと出会ったんですよね?


マイリィ:そうなんです。毎年ゲッタマンに会えたら良いなぁって思っていて、やっと去年お会いできたんです!でもゲッタマンコールをしながら、たくさんの人がゲッタマンの後ろに連なっているので戸惑いましたよ(笑)。

編集部:ゲッタマンコールってなんですか?


GEttaman.jpgゲッタマン:200名くらいかなぁ〜...走りながら「ワッショイ!ワン、ツー、がんばれ!」ってみんなで声を掛け合うんです。それがいつしか「ゲッタマンコール」と呼ばれるようになって。

マイリィ:ものすごい数のランナーを引き連れているので、近づくのがむずかしいんだけど、「写真撮って」って勇気を出して言ったら、オッケーしてくれてラッキーでした。

編集部:あれ、ちょっと待ってくださいよ、マイリィさんと走るってことは、ゲッタマンはけっこう速めのペースで走るってことですよね?


マイリィ:そうねぇ、5時間半くらいのペースでしたね。
編集部:えっ、下駄で!?

ゲッタマン:そうそう。下駄なしだと2時間半くらいで走るよ。

編集部:それって入賞クラスじゃないですか!ちなみに、約3万人の参加者がいる中で、ゲッタマンに会うコツは?

マイリィ:今年は会えなかったな〜。本当に運ですよね。

ゲッタマン:みんな会えないと思っているからか、「本物ですか?」ってよく言われます。  


R_IMG_0784.jpg編集部:そんな大人気のゲッタマンですが、今年はマラソン前の12月9日(金)に「ゲッタマン体操 in ハワイ」を無料で開催。

ゲッタマン:ゲッタマンとしてのホノルルマラソン20周年の境目で、ちょうど、ハワイへの恩返しをしたいと思っていたタイミングだったんです。

マイリィ:みんなの協力があって、今回の「ゲッタマン体操」が実現しました。


R_IMG_0772.jpg編集部:痩せやすい身体づくりのためのストレッチをはじめ、足の筋肉や間接を伸ばす体操など、ランナーでもランナーでなくても役立つ内容でしたね。みなさん「きつ〜い」とか「いた〜い」とか言いながらも、ゲッタマンの軽快なトークに楽しそうでした。

マイリィ:直前の告知しかできず、しかも悪天候だったのに、35人くらい集まってくれて...。ゲッタマンはしゃべりが面白いし、巻き込み型だからみんな楽しんでくれたと思います。

ゲッタマン:好評にお応えして来年もやろうと思っています。

編集部:それは要チェックですね。レアなゲッタマンに必ず会える大チャンス!

R_IMG_1096.jpgゲッタマン:また来年お会いしましょう〜!



【ゲッタマンの最新情報】
★好評発売中のDVD
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アマゾンの全書籍部門で1位を獲得した『最強の「肩甲骨」ダイエット DVD付き』『最強の「仙骨」ダイエット DVD付き』などの書籍も要チェック!


ハワイのウォールアートって、実はスゴイ?

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R_IMG_5371.jpgアロハ!ヨリエです。

ウォールアートは好きですか?

今日はハワイ出身のアーティストをひとり、ご紹介します。

その前に。最近ぼんやり考えていたことがありまして。

新しいカフェやレストラン、ショップが絶え間なくオープンしているカカアコ地区。街の再開発が進む勢いのなか、次々と新しいウォールアートが誕生しています。行ったことのある方、お気に入りはありますか?

私は、複合施設「SALT(ソルト)」の駐車場で見かけ、気になっていたアートがありました。

R_IMG_5373.jpgそれがコレ↑

溢れんばかりの個性が目に訴えかけてくるウォールアートが多いなか、静かにドラマチックな雰囲気を醸し出すこの壁にグッとくる!

ウォールアートって、見る人を選ばず多くの目に触れるのに、その作品の背景やアーティストについて知る機会はなかなかありませんよね。アーティストの名前があって評価されるものと全然違う。カカアコのウォールアートも、生まれては塗り替えられたり、ときに落書きされたり。時代の変化とともに街に溶け込み、自然に風化していく感じがなんとも好きだなーと。


そんなことを考えていたある日。

インターナショナル マーケットプレイスにあるサックス・フィフス・アベニュー内に、新しくウォールアートが誕生するということで、作業中のアーティストに会えるチャンスがありました。

それが、カカアコで気になっていたあのアートを手掛けたアーティストだったんです!うれしい〜。

彼の名前は、ショーン・ヨロ(通称:フラ)さん。ハワイでの2作めに取り掛かっていたショーンさんにインタビューしてきましたので、その様子をちょろっとご紹介します。

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本名:Sean Yoro(ショーン・ヨロ)
アーティスト名:Hula(フラ)

オアフ島カハルウ出身。約5年前に単身ニューヨーク州ブルックリンに移住し、独学でアートの技術を身につける。2015年に川や海など水のある場所を利用した壁画作品をリリースしたことで脚光を浴び、アーティスト名「Hula(フラ)」として活動を開始。現在はカリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を移し、アメリカ西海岸と東海岸を中心に活躍の場を拡大中。












★★★



Yorie_2.jpgはじめまして!まずは、アートを始めたきっかけと、現在はどんな活動をしているのかを教えてください。

sean_2_edited-1.jpgはじめは、6年前の夏にカネオヘのウィンド・ワード・コミュニティ・カレッジで図画のクラスを取って好きになったことがきっかけ。その後ニューヨークに移り住み、3年くらいかけて普通の小さなキャンバスで独学して、ウォールアートをスタートしたのは約2年前。それからニューヨークやアメリカ東海岸のあちこちで依頼がくるようになって。いまはロサンゼルスで暮らしながら、ウォールアートを中心に活動しています。

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え?美術の学校に行ったわけでなく、そのクラスを受講したことでニューヨークへ?

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そう(笑)。翌年の夏にはニューヨークのブルックリンに引っ越していましたね。

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素晴らしい行動力ですね。ニックネームになっている「Hula(フラ)」についても教えていただけますか?

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「Hula」は、僕のストリートアートのスタイルを表現した名前。僕自身のルーツであるハワイをアメリカ本土でも多くの人たちに知ってもらえるようにつけました。あと、フラは昔一時的に不法だったこともあるのですが、いまは旅行者にも広く親しまれていますよね。そういうフラの歴史にストリートアートと共通するものを感じるんです。

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なるほど。そんな意味が込められているんですね。では、水のある場所を利用して、サーフボードの上で描くショーンさんのユニークなスタイルは、どのように生まれたのでしょうか?

R_Screen Shot 2016-12-29 at 15.05.19.jpgR_Screen Shot 2016-12-29 at 15.07.21.jpg
インスタグラム@the_hula



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このスタイルをはじめたきかっけは、プールでポートレイトの撮影があった時なんですが、「コレだ」って思ったんですよ。

とはいえ、水の上に浮かびながら絵を描くことは簡単なことではなくて。5カ月かけて自分なりに技を見つけました。たとえば、道具ひとつひとつにマグネットをつけて落とさないよう工夫したり、自分で道具を作ってしまったり(笑)。一度にたくさんの材料や道具をサーフボードに乗せることができないから、作業の手順や必要なものをしっかり考えないといけないんです。潮の満ち引きを計算して、波の動きに合わせて筆を動かす。そんな風に水に身を委ねることは、昔からハワイでサーフィンをしていた僕にとってとても自然なこと。問題を解決する度にまた別の問題が出てきますが、それらを乗り越えていくのが楽しいですね。もちろん使う絵の具は、水とは混ざらない無害のものを使用しています。

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自然が本当に好きなんですね。でも、そういった場所に描くアートは、色あせてしまったり、いつかなくなってしまうかもしれないのが、ちょっともったいない気がしてしまいます。

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そうですね。僕のウォールアート作品の多くは、時間が経てばなくなります。寂しい気持ちがないわけではないけど、作品それぞれに寿命があるのを受け止めるだけというか。自然界に返す、そんな感じもいいなって思っています。

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自然と一体化する感じ...素敵です。モデルはいつも女性ですか?どの絵の女性も本当に美しい人ばかりですが、実際に存在する人物なのでしょうか。

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そうですね、モデルはほとんどが女性。母なる自然や女神、マーメイドをイメージできて、自然とのバランスが好きなんです。男性モデルを使うこともありますが、その美学とは違いますね。モデルは実在する人。今回、サックス・フィフス・アベニューで描いているモデルは、モアニ・ハラさんっていって、ミス・ハワイに選ばれたこともある僕の友人に協力してもらいました。ウォールアートを施す場所によって、いつもその地元の人を選んでいます。

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なるほど、地元に根付いた人物が描かれていると、見る人にとってもうれしいですね。

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地元の人たちに喜んでもらえたら僕もうれしいです。とくにハワイは、僕が生まれ育った特別な場所。いまは年に1〜2回ハワイに帰ってきていますが、これからはもっと来られるといいな。どんなチャンスでもいいから、地元に恩返しできるようなことがしたいって、いつも思っています。


★★★



R_Sean Yoro Mural.jpgサックス・フィフス・アベニューに完成したアートがこちら。3階予約制ラウンジ「フィフス・アベニュー・クラブ」のテラスにあります。こちらは予約制の場所ですが、カカアコの作品は簡単に見つけられるので、ぜひ見に行ってみてくださいね。

新しい挑戦が続々!勝誠二さんインタビュー

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今年も2月に行われ、大きく盛り上がったウクレレピクニック・イン・ハワイ2017。ハワイはもちろん、日本からも多くのウクレレアーティストが参加されました。

IMG_5718_katz.jpgウクレレアーティストであり作曲家としても活躍されている、我らが貴公子、勝誠二さんももちろん登場!そんな勝さんが、ハワイ滞在中にアロハストリート編集部に遊びに来てくださいました〜。


プロフィール
勝誠二(かつ・せいじ)

元『子供ばんど』ベーシスト。
現在は、日本でトップクラスのウクレレプレイヤーとして活躍。あらゆるジャンルを超越するロックでポップなウクレレは唯一無二。
作曲家としても幅広く活動し、多くのアーティスト、TV、CMに 楽曲を3000曲以上提供している。ウクレレから、ピアノ、ギター、ベース、ブズーキ、津軽三味線を演奏するマルチコンポーザー。
ウクレレ & ヴォーカル・ユニット、elli+katz+nory として書き下ろした「南の島のココナッツ」は『NHK みんなのうた』で2014年8月~9月放送された。
2014年「J」、2015年「KATZ sings HULA vol.1」で、ハワイのグラミー賞と呼ばれるナ・ホク・ハノハノ・アワードのインターナショナル部門に2年連続ノミネートされた。2016年11月、最新アルバム「perfect circle」もリリース。

●公式サイト:www.katz-seiji.com



編集部:ウクレレピクニック、今年も盛況でしたね。勝さんのステージ、最高でした。オトナな「どんぐりころころ」にやられました(笑)。

IMG_5775_katz.jpg勝誠二(以下勝):今年も楽しかったです。ハワイなのにジャジーな「どんぐりころころ」、やっちゃいました。毎年なにか他の皆さんとはちがう演奏を...と思ってチャレンジするんです(笑)。

編集部:いいですねえ〜。ハワイさんズとの共演も温かくてほっこりしました。ウクレレっていろんな表情があってやっぱりすごい楽器ですよね。

IMG_1191_katz.jpg:そうですよね。だから面白い。今年もハワイで楽しませてもらって、本当に幸せでした。そういえば、ポリネシア・カルチャー・センターにも初めて行ったんです。いやー、すごいですね。とくに夜のショー(ポリネシアショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」)が圧巻でした。なんだか圧倒されて、ついポイボールを買っちゃったりして。

(編集部注:この記事の一番上の写真で勝さんが首にかけているのが「ポイボール」です。笑)

編集部:あ、ウクレレピクニックの会場でくるくる振り回してましたよね!

:そう、練習中なんです。ハワイ(ポリネシア)はまだまだ奥深いです。いろいろ体験していきたいですね。

編集部:ぜひ!そして...。昨年11月にソロアルバム「perfect circle」をリリースされたんですよね。なにが印象的って、ジャケットですよ。このジャケ写。

katz_cd.jpg:はい。ほぼ真っ黒(笑)。よーく見ると、僕が映ってる。セルフィーなんですけど。これね、上半身ハダカなんです。

編集部:え、なんですって!!!!!

:ね、そうなるでしょ。目を凝らしてみたり、斜めにしてみたり。皆さんの反応が面白いんです。こういうのって、男も女も関係ないんだなって(笑)。

編集部:まんまと術中にハマりました...。なんでしょう、ちょっと悔しいこの感じ(爆)。でも、ジャケットだけじゃなく、内容もすごいですよね。勝さんらしさ満載な感じがします。

:統一感はまったくないんですけどね。やりたいことをやりたいスタイルで演奏してるアルバムです。今までやったことがなかったんだけど、メロディーとバッキングを重ねてみたりもして、自分自身にとっても新しいかなと。

編集部:明るくて楽しげな楽曲からちょっとセクシーなものまで、本当にバリエーションがすごいですが、どれも勝さんらしくて素敵ですよね。ちょっとドキドキするっていうか。

:ありがとうございます。ハワイでは、ハイアット リージェンシー ワイキキ リゾート & スパ内「ウクレレ・ハウス」さんで購入できるので、よろしくお願いします!

昨年11月には、愛知県の豊橋市で初のホールライブも実現できて、ここからの音楽活動もさらに進化していけたらいいなと思っています。以前は違ったんですが、ここ数年「ホールでライブをやってみたい」という気分が高まっていたんですね。なので、実際にお話をもらったときは本当にうれしくて。

編集部:そうだったんですね。実際のステージはいかがでしたか?

:ステージの上を自分の部屋みたいに演出したんです。ソファーとか置いて、ウクレレもそのまま立てかけたりして。初のホールだからめちゃくちゃ緊張するだろうな...って思ってたんだけど、それが全然そんなことなくて。リラックスしてものすごくいい感じで演奏できました。実はファンの方も「勝さん初ホール、大丈夫かしら」って心配してくれてたらしくて。僕より緊張してた人もいたかもしれない(笑)。成功して良かったです。ほんと。

編集部:ステキですね。ホールライブ成功、おめでとうございます。そして4月にはイギリスへ行かれるとか。

:そうなんです。4月1日に、リバプールのキャバーンクラブへの出演が決定しました。この機会に、敬愛するビートルズのゆかりの地をまわってきたいと、もう今からワクワクです。

IMG_6451_600.jpg編集部:世界中でのご活躍、素晴らしいですね!今後ともぜひ、ウクレレの貴公子として新しい挑戦を続けてください。ハワイから応援しています。

:ありがとうございます。実は、ハワイ関連でも新しいプロジェクトが動くかもしれなくて。まだ、はっきりしていないので具体的にお話できないのですが、とにかく頑張りますっ。

編集部:おお、ますます楽しみです。具体的に何か始まったらお知らせくださいね。今日は本当にありがとうございました。

ロコクリエイターに注目!アリソン・イズ編

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プチサイズのレディースジーンズラインが注目され、着心地の良さにこだわったスタイルで人気のデザイナー、アリソン・イズさん。ローカル・デザイナーやメイド・イン・ハワイのアイテム、ブランドへの注目が近年急上昇していますが、デザイナーを取り巻く現在の状況や問題点、今後のファッショントレンド、自身のブランドの展望について語っていただきました!

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プロフィール
Allison Izu(アリソン・イズ)

名門ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)卒業後ハワイへ戻り、プチサイズ専門のアパレルブランド「Allison Izu」をスタートし、コンセプトや洗練されたスタイルが話題を呼び、ハワイを代表するデザイナーへと急成長。
ワード・ウエアハウスにアトリエ兼ショップの「ザ・コレクティブ」を「Ten Tomorrow」のデザイナーのサマー・シイギとともに立ち上げ、ますます活躍の場を広げている。

●公式サイト:https://www.allisonizu.com/


編集部(以下、編):ニューヨーク州立ファッション工科大学でファッションを学び、その後ニューヨークでインターンとして働いていたアリソンさんですが、ハワイへ戻ることになったきっかけを教えてください。

アリソン・イズ(以下、アリソン):家族がいたことと、ハワイで自分のビジネスを始めたいと思ったからです。オアフ島に帰ってからはローカルブランドなどで働き、2008年にアパレルブランド「Allison Izu」をスタートさせました。私がハワイに戻ってきた時は、アロハシャツブームが過ぎ去ったハワイファッションの低迷期で、コレクションをハワイで製作しようとしても、製造業者とのコネクションやネットワークもありませんでした。そのため、最初は業者や工場が充実しているロサンゼルスで製作しました。

編:その後どのようにハワイでの製作へと切り替えていったのですか?

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アリソン:メディアで紹介されたり、ノードストロームでの取り扱いが決まったりして、生産のスピードと量を増やすことが必要になったのです。そこでロサンゼルスの製造業者をハワイへ連れてきて、製造の拠点をロサンゼルスからハワイに変えました。ハワイで作ることで、細かい修正など直接指示ができるようになり、効率がぐんとアップしましたね。

編:布地はどこから仕入れていますか?

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アリソン:布地はほとんどカリフォルニアから仕入れています。ハワイではレディースアパレルでよく使用するストレッチ素材などの布地を見つけるのが難しく、カリフォルニアと比べるとコストも高くなってしまいます。輸送費を入れてもカリフォルニアのほうがコストが抑えられるのです。

編:このほかにハワイでアパレル製造をするにあたって問題点はありますか?

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アリソン:リソースが少ないことです。製造を行う工場は、跡継ぎ不足のため次々と閉鎖され、職人さんたちも高齢化が進み、アロハシャツやムームーとは異なる新しいデザインの仕事を請け負うのが難しい状態です。またデザインを勉強している学生たちを雇うとしても、そのほとんどがデザイナー志望のため、お針子さんやパタンナーを専門にしている人材を確保するのは難しいですね。少ない人材をデザイナー同士で協力してシェアすることで、何とかやりくりしています。

編:メイド・イン・ハワイにこだわることで、どうしてもコスト面で大手ブランドよりも割高になってしまうこともあると思いますが、その点に関してどう思われますか?

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アリソン:確かにH&Mなどの大手ファストファッションが参入したこともあり、ファッション業界の価格競争はシビアですが、逆にメイド・イン・ハワイであることを知っていただくことでサポートしてくださるお客様も多いです。また、友人でデザイナーのサマー・シイギ(写真上:左)と共同で運営してるアトリエ兼ショップの「ザ・コレクティブ」をスタートしたことで、お客様の意見が直接聞けるようになり、どんなものを求めているのか分かりやすくなりました。このような意見を製作に反映させ、さらに魅力的な商品作りをすることで、差別化を図っています。


編:新作はシーズンごとに発表しているのですか?

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アリソン:
コレクションは年に4回ですね。「ザ・コレクティブ」では毎月テーマを決めてマンスリーコレクションを発表しています。マンスリーコレクションは好きなものを作って、お客様の反応を見るテスト販売的な試みも兼ねていますね。


編:「ザ・コレクティブ」でしか手に入らないマンスリーコレクションぜひチェックしたいです! 今後、ハワイファッションはどのように変化していくと予想していますか?

アリソン:伝統とモダンが共存するハワイならではのスタイルが主流になっていくのではないかと考えています。ハワイでは歴史あるブランドの「イオラニ・オン・コナ・ストリート」が「ユニクロ」とコラボレーションしたように、新旧ブランドが協力しあうことで、ユニークなデザインがどんどん登場してくると思います。

編:「Allison Izu」以外にも「Olive & Owen」というブランドを展開されていますが、こちらはどんなコンセプトのブランドなのでしょうか?

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アリソン:ルアウに行く時にファミリーでマッチングが楽しめるようなラインです。お母さんと娘、お父さんと息子というマッチングウエアはたくさんありますが、「オリーブ&オーウェン」ではテイストや布地を合わせることでお父さんと娘、お母さんと息子のさりげないおそろいコーデもできるんですよ。

編:確かに異性の場合の親子マッチングって今まで「着てみたい!」と思うのが少なかったかも。「オリーブ&オーウェン」が提案するデザインやプリントは「ザ・ハワイ」というクラシックな感じではなく、どこかハワイを感じさせる絶妙なさじ加減でとてもお洒落ですね。

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アリソン:ありがとうございます。先ほども言いましたが、伝統とモダンの融合をこのブランドで実践しています。ちなみにブランド名は私の子どもたちの名前からつけたんです(笑)。

編:そうなんですね!こちらのコレクションも楽しみです!今日はありがとうございました。


ローカルアーティストやブランドが注目されるようになった反面、コストの問題や大手ファストファッションブランドとの共存など、様々な課題に直面しているハワイのファッション業界。厳しい状況でも創意工夫を凝らして問題に向き合う姿を見ていると、よりローカル産を応援したくなる気持ちが強くなりました。アリソンさんが一体どのように今後のハワイ・ファッションを引率していくのかとても楽しみです!

ハワイ最新アートのアンバサダーに聞く!

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ローカルアーティストやブランドを積極的にサポートし、アートイベント「Art + Flea(アート&フリー)」を企画・運営するアリー・イシクニさん。アート作品を扱うショップ「モリ・バイ・アート&フリー」も経営し、ローカルアーティストから絶大な支持を得る彼女に、アート&フリーが開催されるまでの背景やハワイのアートシーンに関してインタビューしてきました!

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プロフィール
Aly Ishikuni Sasaki(アリー・イシクニ・ササキ)

カウアイ島生まれの日系2世。日本での音楽活動の経験もあり、UHではマーケティングを専攻。卒業後はファッション関連の仕事に携わり、ローカルデザイナーをサポートするアートイベント「アート&フリー」を企画。イベント常設店「モリ・バイ・アート&フリー」のオーナーでもある。

●公式サイト:https://www.artandflea.com/home
https://morihawaii.com


編集部(以下、編):アロハ! ハワイのアーティストを集めたマンスリー・アートイベントの創設者であるアリーさんですが、そもそもローカルアーティストをサポートしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

アリー・イシクニ(以下、アリー):昔からファッションや音楽に興味がありました。2002年から日本でミュージシャンとして大手芸能事務所に所属していたのですが、私がやりたい音楽性とのギャップに苦しみ、6年くらい活動してから辞めてハワイへ戻ることに。それから大学に通いながら、ビンテージのムームーをリメイクしたアイテムを作ってオンライン販売するなど、デザイナーとしても活動したり、バイヤー、スタイリストも経験しました。これらのファッションや音楽活動で得た自分のネットワークと知識を活かして、まだまだ知られていないハワイのアーティストたちをより多くの人に知ってもらいたい...と思ったのがきっかけです。

編:ミュージシャンとしても活動されていたんですね。その当時アリーさんはハワイのアートシーンをどのように捉えていたのですか?

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アリー:ハワイにはすごくユニークなアート作品があるのに、よくある感じの工芸品ばかりが注目を浴びてばかり。ハイビスカスやホヌ、レインボーだけでなく、もっとおもしろい斬新なアートがハワイには存在するのにどうして伝わらないんだろうと苛立ちを感じていました。

編:そのようなモダンアートとはどこで出会ったのでしょうか?

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アリー:おもにホノルルのチャイナタウンですね。アートギャラリーや小さなブティック、ビンテージショップが多く、若いアーティストたちが自然と集まる場所でした。ですが、チャイナタウンのアートカルチャーはあまり大体的にプロモーションされることはなく、その良さがなかなか外に広がらなかったのです。

編:そこからどのようにアート&フリーを開催するに至ったのでしょうか。


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アリー:自分で手がけたムームーのリメイクブランドがブレイクしたものの、当時私はまだ学生だったため、学業に専念すべくビジネスを一時休止することにしました。ただ、素材として購入したビンテージドレスが大量に手元に残り、ガレージセールやポップアップショップなどで販売するうちに出会ったのが、アート&フリーの最初の開催地となる、カカアコにあったフレッシュカフェだったんです。

編:開発が進む前からカカアコで営業していたアーティスティックなカフェですね。

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アリー:そうなんです。その一角で私たちとほかのビンテージショップ4店くらいでフリーマーケットをしていたのですがそれがクチコミで人気に。これにヒントを得て、2010年にフレッシュカフェでフリーマーケットにフード、音楽を融合させた1回めのアート&フリーを開催しました。約20店舗が集まり、チャイナタウンにあるお店も多数参加。たくさんの人にチャイナタウンのアートとカルチャーの魅力が伝わるイベントが実現できた夢のような瞬間でした。最初は一度きりのイベントと考えていたのですが、好評だったので規模を拡大し、カカアコからワードウェアハウスへ場所を変え、60以上の店舗が集まるイベントへと成長しました。本当にうれしかったですね~。


編:成功の要因は何だったと思われますか?

IMG_0569.jpgアリー:クリエイティブなハワイのアート・カルチャーシーンを紹介するユニークなイベントだったからだと思います。大きな団体が同じようなイベントを実施しようとすると、アーティストたちへの理解よりもお金や形式重視のイベントになりがちに。私は自分でイベントをコントロールできたので、縛られるものがなく「このユニークなアートを広めたい!」というパッションに忠実に行動できたからこそ、成功につながったのだと思います。


編:イベント以外にもショップ「モリ・バイ・アート&フリー」をオープンされましたね。

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アリー:はい、イベントが成功して次のステップは何だろうと思い、マンスリーだけでなく毎日アート&フリーが楽しめるよう、アーティストたちの作品がいつでも購入できる常設店「モリ・バイ・アート&フリー」を2014年にオープンしました。2016年には同じワードビレッジ内にあるローカルブランドが集まったサウスショア・マーケットへ移転し、現在はそちらで営業しています。

編:ちなみに店名の「モリ」というのは、もしや日本語でしょうか?

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アリー:そうなんですよ! アーティストたちのそれぞれのビジネスを木になぞらえ、それらが集まる場として「森」という店名にしました。

編:素敵な意味ですね。その「森」を束ねているアリーさんは母のようですね。

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アリー:(笑)。ここにあるアートが私のパッションのすべて、そしてファミリーなんです。だから本当に母のように親身になってアーティストたちの相談にのったり、時にはアドバイスをしたりして、お互い一緒に成長している気がします。

編:ショップではローカルアーティストの作品のみを販売しているのですか?

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アリー:そうです。最近はハワイ以外のアーティストからも作品を置けないかという問い合わせが増えてきていますが、あくまでハワイのアーティストのサポートを目的にしているショップなので基本的には取り扱っていません。ただ、ローカルアーティストとコラボレーションした品であれば販売していますよ。ショップでは毎週新商品を入荷し、ワークショップなどアート&フリー以外のイベントも開催しているので、ぜひお立ち寄りください。

編:これからもアリーさんがプロモーションする新イベントや新アーティストとの出会いを楽しみにしています。ありがとうございました!


「ハワイのユニークなクリエイティビティを世界へ伝えていきたい」というパッションで溢れ、イベントやショップが成功してもそこにとどまらず常に次のステップを模索するアリーさん。最近ではアート&フリー以外にも、モーニング・グラス・カフェや非営利団体のヒューメイン・ソサエティーなどと協力して猫の里親探しも兼ねた「猫カフェ」というイベントを開催し大盛況。アリーさんの自由な発想とアートへの強い思いが様々なムーブメントを生み出し、ハワイのアートカルチャーがさらにおもしろくなりそうです。

また、今年初開催となる国際芸術祭「ホノルル・ビエンナーレ2017」の中心的会場となる「The Hub(ザ・ハブ)」(ワードエリアの旧スポーツ・オーソリティ跡地)内にてモリ・バイ・アート&フリーのポップアップショップも展開中(イベントは2017年5月8日まで)。5月6日(土)には、ザ・ハブにてアリーさんが手がけるショーケースも開催予定です。この時期にハワイ旅行される方はぜひお立ち寄りください!

田中律子さんと挑戦!ハワイでサップヨガ

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5月12日(金)~14日(日)「ヨガフェスタハワイ2017」開催。
日本サップヨガ協会理事長も務める田中律子さんにその魅力をインタビュー!

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ハワイの海でサップヨガ...やっぱり特別
年々広がる仲間の輪に感謝して楽しみたい


会員番号046
ヨガインストラクター・タレント/田中律子

12歳からモデル、女優として活躍しながら、自分の身体と心に向き合うためにヨガを始めヨガインストラクターに。現在、日本サップヨガ協会理事長。沖縄で珊瑚保護移植活動を行う「NPO法人アクアラブネット」理事長も務める。







初回からずっとハワイのヨガフェスタに参加しているので、もう毎年恒例という感じのイベントになっています。日本に比べて湿気がなくさわやかなハワイは、普通に深呼吸するだけでも特別感いっぱい。そんな場所で気負わずリラックスしてヨガを楽しめるのは、やっぱり最高ですね。

自然の風や波音が気持ちをほぐしてくれるし、まぶしい太陽も贅沢なほど注いでくれますし。

RT03.jpg今年はアラモアナのマジックアイランドが会場なので、サップ(スタンドアップパドル)ヨガもたっぷり楽しめます。水の上に浮かんだボード上で行うヨガは、通常のヨガとはまたちょっと違うんですよね。波に身を委ね、いつも使わない筋肉を使ってじっくり体幹を鍛えるサップヨガ。そんな新しい体験を、ひとりでも多くの方と一緒にできたらいいなと思ってます。ほんと、気持ちいいから!(笑)。

日本からも、ハワイ在住の方も、どんどん参加してください。お待ちしています。

RT02.jpg実は今回のヨガフェスタは「ホノルルトライアスロン」と同時開催。ということで、そちらにもバイクで参加する予定なんです(笑)。がんばらなくちゃ~!



■ヨガフェスタハワイ2017の詳細はこちら>>
■ヨガフェスタハワイの公式サイトはこちら>>
■連載コラム「虹の島ハワイでヨガを楽しもう!」はこちら>>

ナ・ホク・ハノハノ・アワードの見所を直撃

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アロハ!エリカです。

ハワイのグラミー賞とも言われるハワイ最大級の音楽イベント「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」。40回めを迎える今年は、2017年5月20日(土)にハワイ・コンベンション・センターにて開催されます。

そんな「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」のメインプロデューサーであり、自身もハワイアン・ミュージックのアーティストとして活躍するパリ・カアイフエさんがアロハストリート編集部に遊びに来てくれました!

今年のナ・ホクの見所などについて、お話を伺いましたよ〜!


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プロフィール
パリ・トウアン・W・カアイフエ/Pali Tuan W.Ka'aihue

ミュージシャンでありながら、ハワイの大手IT企業「ラヴァネット」の社長であり、人気TV番組「ドコガTV」の司会を務めるなど、マルチに活躍。2011年より「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」を取り仕切るHARA(Hawaii Academy of Recording Arts)の代表に就任。


編集部:こんにちは!いよいよ今年も「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」の本番が近づいてきましたね!

パリさん(以下パリ):今年もハワイを代表するアーティストたちが大集結し、ハワイアンミュージックをみんなに楽しんでもらえるスペシャルなステージを予定しています。

編集部:楽しみです!さっそくですが、今年の「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」の見所を教えてください。

パリ:毎年ノミネートされたアーティストによる生演奏を行っているんですけど、いつも以上にアーティストのコラボレーションステージを増やす予定です。今年は40周年という記念すべき年ですからね!

編集部:気になります!コラボレーションの具体的な内容を教えていただけますか?

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パリ:今年のナ・ホク・ハノハノ・アワード各賞の候補者の演奏だけでなく、ピュア・ハート(ジェイク・シマブクロ、ジョン・ヤマサト、ロパカ・コロン)など、すでに解散したグループが再結集して演奏する一夜限りの豪華なコラボレーションになっています。

【演奏する予定のアーティスト】
★今年のナ・ホク・ハノハノ・アワード各賞の候補者
・ア・タッチ・オブ・ゴールド
・エイミー・ハナイアリイ・ギリオム
・ブレイン・アシング
・ホク・ズッターマイスター
・イアン・オサリヴァン
・アイジック
・ジェフ・ピーターソン
・カラニ・ペア
・カヴィカ・カヒアポ
・ケアウホウ
・クニア・ガルデリア
・ライアテア・ヘルム
・ヨーザ

★特別出演のミュージシャンやグループ
・ハワイアン・スタイル・バンド
・ヘンリー・カポノ
・ジョン・クルーズ
・マナオ・カンパニー&ホアイカネ
・マラニ・ビリュー
・ナ・レオ・ピリメハナ
・ピュア・ハート(ジェイク・シマブクロ、ジョン・ヤマサト、ロパカ・コロン)


編集部:
素晴らしい共演に今から鳥肌が立ちそう〜!(笑)。

パリ:ほかにも、一般の視聴者の方が投票し受賞者を決める「Favorite Entertainer of the Year お気に入りのエンターテナー賞」の受賞枠を昨年に引き続き、今年も設けました。ハワイアン音楽ファンのみなさんに参加していただくことがきる唯一の賞なので、是非みなさんに参加してもらい、この祭典を盛り上げてほしいです。

編集部:それはどこから投票できますか?

パリ:ウエブサイトにアクセスして、お気に入りのエンターテイナーをクリックし、名前とメールアドレスを記入するだけで簡単に投票できますよ。ハワイ時間5月13日(土)、日本時間5月14日(日)まで投票を行っているから、気軽に参加してください。

編集部:私も投票します!ところで、パリさん自身も2015年に「1000 Crystals」で、「ナ・ホク賞」を受賞した経験があるそうですね。

IMG_1782_600.jpgナ・ホク・ハノハノ・アワード受賞後のインタビュー(2015年)

パリ:あのときは本当に驚きました。私はノミネートされているアーティストであり、イベント運営にも関わる身だから、イベント当日は大忙しでごはんも食べられずにいたんです。やっと一段落してチキンをほおばっている時に名前を呼ばれて...恥ずかしかったです(笑)。

編集部:チキン片手に!ユニークな授賞でしたね(笑)。

パリ:最初は「やってしまった!」と思ったけれど、すごく嬉しかったのを覚えています。なんといったって600人を超えるアカデミー会員が決める栄誉ある賞ですからね。

編集部:今年もその瞬間が見られると思うとワクワクしますね!最後に日本の読者のみなさんにメッセージをお願いします。

パリ:毎月仕事で日本に行くんですけど、みんな温かく迎えてくれるんです。ハワイアン・ミュージックを愛してくれて、ハワイと日本の架け橋となってくれている日本のみなさんに、心の底から「ありがとう」と伝えたいです。今年の「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」もきっとみんなの期待を裏切らないステージになると思うので、楽しみにしていてください!

編集部:本番が待ち遠しいです!今日はどうもありがとうございました。

R_IMG_0788.jpg2016年10月にハワイ州と姉妹提携を開始した北海道より、「ほっかいどうスマイルアンバサダー」に任命されたパリさん。
これからもハワイアン・ミュージックを通して、ハワイと日本を盛り上げていってください!応援しています〜!

2016年のナ・ホク・ハノハノ・アワードの様子はこちら>>
第40回ナ・ホク・ハノハノ・アワードに関する詳細はこちら>>

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